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重陽の節句に、練りきりでつくる菊の花 季節の和菓子の作り方

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今回は、動画で練りきり「菊」の作り方をご紹介しています。

菊の練りきりは以前、十六菊の作り方をご紹介していますが、こちらは比べると少しシンプルな形の菊です。その分、より柔らかい雰囲気があり、乙女菊や玉菊などの呼び名が合いそうな和菓子になります。

重陽の節句(9月9日)を控え、和菓子屋さんでも菊のお菓子がよく見られるようになりました。

重陽の節句は別名「菊の節句」とも呼ばれ、陽数の九が重なるという意。佳日であることから、盃に菊花を浮かべた酒を飲み、栗飯を食べて不老長寿を祝いました。

今回の練りきりとは異なりますが、重陽の節句にちなんだ和菓子としては、着せ綿(きせわた)というお菓子が知られています。

着せ綿は、菊の和菓子の上にふんわりとした、真っ白いきんとんを乗せたお菓子。

お店によって異なりますが、一般的に、菊はピンクに彩色されたこなし又は外郎製、上の綿は蒸した山芋を混ぜた白あんであることが多く、とても上品な口当たりの和菓子です。

地域によってはあまり見かけない和菓子ですが、もしこの季節に出会ったら、いちど召し上がってみて下さいね。 

それでは、練りきり「菊」の材料と作り方です

材料

白練りきり生地 20グラム
ピンク練りきり生地 5グラム
こしあん 15グラム
緑練りきり生地 0.5グラム
黄色練りきり生地 少々

作り方

白練りきり生地を伸ばし、中央に溝を作ります。

ピンク練りきり生地を2つに分け、一つずつ白生地の溝に押し付けてゆきます。

こしあんをピンク生地の上に乗せ、そのまま包み込んでゆきます。

こしあんを包んだら丸く成型し、菊葉づくりに入ります。

緑練りきり生地を少し伸ばし、丸く成型した生地の側面に貼りつけます。

マジパンスティックなどを使って、菊葉を表現します。

菊葉の抜型をお持ちの場合は、緑生地を薄く伸ばして抜いても大丈夫です。その場合は、緑生地の分量を多めに用意しておくといいですよ。

丸生地の表面を三角棒で四つに切り、さらに二か所ずつ切って12等分します。

黄色練りきりを取り、中央にしべを付けます。

菊芯型がお手元にない場合は、マジパンスティックで丸生地の中央に穴を開け、丸めた黄色生地を中央に乗せて、先のとがった箸で細かく穴をあけても大丈夫です。

菊芯を付けたら完成です。温かいお茶と一緒に、重陽の節句に召し上がれ。

菊は一年を通し、様々な行事と共に私たちの生活に寄り添う花です。

重陽の節句の時期を逃してしまっても、菊の和菓子を置いているお店もあるため、お近くの和菓子屋さんで菊の和菓子を見かけたら、是非試してみて下さいね。

■調理をする前に
動画では、見やすいように素手で作業していますが、ご自宅で行う和菓子作りは、感染症予防のため、調理用手袋をすることをお勧めしています。

音源提供:Nash Music Library

■参考情報/Yahoo!ショッピング

和菓子道具 菊芯付き三角棒 日本製
https://bit.ly/35f7vwj

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