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竹皮の香りうつる甘さ控えめ羊羹は、お取り寄せ可の近江商人ゆかりの銘菓

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和菓子研究家

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今回動画でご紹介したのは、滋賀県にある老舗和菓子屋、和た与さんのでっち羊羹です。丁稚羊羹(でっちようかん)発祥のお店という事もありますので、召し上がったことのある方は多いのではないでしょうか。

でっち羊羹の由来は、近江八幡地域から関東や大阪などの商家に住み込みの奉公をしていた丁稚さん達が、少ないお給金でも買える手ごろな値段だったからという説や、菓子屋用語のこねあわせる工程を差す「でっちる」からなったなど様々な説があります。

竹皮に包まれた羊羹は、つなぎに寒天ではなく小麦粉を使用しています。十勝産小豆のこしあんと砂糖、小麦粉を練り合わせ、上質の竹皮に手包みしたのち、じっくり蒸し上げるのだそう。

竹皮をつけたままカットして召し上がる方もおられますが、今回は竹皮を開いていただきました。羊羹にはくっきりと竹皮の線が残り、丁度真ん中あたりに皮の切れ目があるので、二枚の羊羹が入っているかのように見えますが、裏返すと一枚であることがわかります。

一口サイズにカットしていただいてみると、甘さ控えめのあんに天然の竹皮の香りが移り、瑞々しさともっちりとした食感が絶妙です。

後味もさっぱりとしているので飲み物を選ばず、あっという間に食べられてしまいそうでした。普段和菓子を召し上がらない方、生チョコなどが好きな方にも喜ばれそうなお味です。

どこか懐かしさを感じさせる雰囲気のでっち羊羹ですが、大正天皇妃である貞明皇后に献上した際、

「顔かたち田舎娘と思えども かみあじあえばするがやの姉」という歌を賜ったとのこと。

素朴な田舎娘の姿をしているが、洗練された駿河屋の煉羊羹の姉であると、その質の高さを称えられています。

和た与さんのでっち羊羹は、公式オンランショップからお取り寄せも可能ですので、興味のある方はぜひ召し上がってみてくださいね。

今回ご紹介したお店とお菓子

和た与 公式ホームページ
http://watayo.com/

でっち羊羹
1本324円(税込)オンラインショップでは3本からになります。

音源提供:Nash Music Library

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