桜花の浮菓子がふわり、寒い季節にとろとろの葛湯はいかが
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今回動画でご紹介したのは、奈良県吉野町にある松屋本店さんの銘菓葛湯の吉野拾遺です。松屋本店さんは、この代表銘菓である吉野拾遺や、吉野葛と和三盆の干菓子、吉野懐古などで知られています。
菓銘となっている吉野拾遺は、後醍醐天皇の吉野御遷幸より、二十三年間の南朝の事蹟を集録した古書のこと。その三巻を所蔵していた縁で銘づけたのだそう。
一つずつ紙に包まれた吉野拾遺は、表面に桜花がかたどられ、干菓子のように固められています。珈琲椀に入れ、ぐつぐつと沸かした熱湯を注いでよく混ぜると、とろみのある葛湯になります。
混ぜるうち、ふわりと白い桜花が浮かびます。こちらは餅粉で出来た浮菓子。
体が温まりそうな葛湯、これから寒さが増す季節に心も体も喜びそうです。お取り寄せも可能とのことなので、季節の贈り物としても重宝しそうな、情緒ある一品でした。
今回ご紹介したお店とお菓子
松屋本店 公式ホームページ
http://www.yoshinoshui.com/
銘菓 葛湯 吉野拾遺
5個入り 680円(税込)
他、8個よりご贈答用の化粧箱入りもあります。
音源提供:Nash Music Library