【一宮市】構想から約3年。市内中学生の新制服が投票により決定し、お披露目されました。
令和元年8月より、市内中学生の新制服を検討してきた「みんなの制服プロジェクト」。
これまで数々のアンケートや投票を経て、2021年7月、遂にデザインが決まり、お披露目されることとなりました!
一宮市の各中学校では、長年にわたって詰襟、セーラー服を制服として採用してきましたが、時代は変わり、令和元年12月に行われたアンケートでは、80.6%の方が、ブレザーという形が好ましいと回答。(アンケート回答数:生徒 2686人、保護者2485人)
その後、市内小中学生や保護者などにより、制服の機能や見た目に至るまで、”みんな”で検討されてきました。
例えば投票で選ばれたこちらのボタンデザインは、「一宮市を象徴する5種類のデザイン」から選ばれたもの。138タワー・七夕吹き流しが描かれています。
制服のアイテムは、ジャケット、ボトムスは3種類(ズボン・スカート・キュロット)で、ジャケットの下の白いシャツは、襟付きであればどこの製品でもOKとのことです。
投票では、ジャケットのグレーのラインが好評で、多数の票を集める決め手になったのかな? と想像しました!
ボトムスのチェックも個性があり、ステキなデザインです☆
ちなみに今回の新制服は、この3つのサンプルパターンの中から選ばれたんですよ~! どのパターンもそれぞれ個性があり、良さがありました。
個人的には、これになったらいいのにな! と思っていたデザインになったので、嬉しかったです。
そして、機能面では家庭で洗濯ができるところが最大のGOODポイント☆
「みんなの制服プロジェクト」のアンケートの中でもかなり重要視されていた項目です!
これは私の推測ですが、家庭での洗濯がOKでなければ、新制服への移行はかなり難しかったのではと思います。
次に示されている、よくある制服のお悩み、”テカリ”も意外と大切なポイントのひとつ。
お披露目の場所で、対策が事前に提示されていましたので、安心されたご家庭も多いのではないでしょうか☆
伸縮性もあり、
撥水加工もついていたので、雨の日も安心ですね!
お披露目の場所では、実際に着用したイメージが、スマートフォンのアプリにて見られる工夫がされていました。
こういったワクワクするアイディアが一宮市、ナイスです!
一宮市公立中学校の新制服が遂に完成しました! いよいよ今の小学6年生の皆さんは、この制服で、来年度から登校することになります。
今回の新制服には、尾州生地が使用されており、地元の繊維の企業にとっても元気の出るプロジェクトだったと思いました☆
企画時点では反対意見などもあったようですが、新制服がまち全体に馴染み、みんながよかった! と思えるようになるよう願っています。