【一宮市】職人さんの心に出会えた「尾州のカレント展vol.2」をレポート!
2022年2月17日、18日に開催されていた「尾州のカレント展vol.2」。
「職人が産地でひらく展示会」と題し、尾州で作られた製品やサービスなどが一堂に会するスペシャルな場所でした!
今回はそこで出会った各分野の職人さん達をご紹介! 尾州の素晴らしい技の数々をぜひ最後までお楽しみくださいね。
私が尾州のカレント展に行った初日は、雪が降っていました。
青空もいいけれど、雪もまたノコギリ屋根の工場によく似合っていると思いませんか☆
会場は写真のような雰囲気で、一般の方も入りやすい感じでしたよー♪
まずは、「尾州ロリィタ」さんからお話を伺ってきました!
こちらのドレスは、2月13日に開催された「第1回 尾州Valentineコレクション」でロリィタモデルの深澤翠さんが着用された尾州ロリィタです!
上質な尾州生地がふんだんに使われており、現在世界に1着だけしかないそう☆
間近で見せて頂くと、作りの良さが素晴らしかったです!
また、尾州ロリィタに似合うバッグも販売されていましたよ♪
次に見せて頂いたのが「松永株式会社」さん。
学生服を中心に、子供服、ワーキングウェア等の商品開発、製造を行っている会社で、セーラー服や、今回新しくなった中学校の制服も作られています。
そんな松永株式会社さんは、今回の展示会で新しいファクトリーブランド「SWINGLINE」を発表されました!
プリーツスカートを実際に触らせてもらうと、生地の良さはもちろん、プリーツ加工の綺麗なこと! 歴史あるプリーツスカートのメーカーならではの技術が光っていました☆☆☆
(松永のものがたり)
「SWINGLINE」の名前のとおり、このスカートをはいて歩いたりすると、気持ちよく揺れてくれそうでしたよ~♪
また、中学校の新制服の端切れも小物に活用されたり、「nyanderful(ニャンダフル)」という可愛らしいねこちゃんのキャラクターも展開されています!
すぐお隣では、「m doudou jouons」の尾州ウールで作られたセレモニードレスがありました!
古き良き時代のクラシカルで上品なデザインが特徴で、着る人の体型を選ばないそう! 一着あるとすごく重宝しそうです♪
また、「MOJAMOJA」という、生地を織る際に出る端部分を活用したマスコットキットも販売されていましたよー!!!
この部分が活用されている商品です☆
キットの内容はこちら!
本来ならば捨てられてしまう切れ端部分を上手く使ったアイディア商品に、心くすぐられました。
家に帰って早速作ってみた「MOJAMOJA」がこちらです♪ 作り方が簡単だし、どんな風に作っても可愛くみえちゃう感じがしましたよ☆
もっといっぱい作りたくなりました!
次に見せて頂いた染色整理事業などを手掛ける「みづほ興業株式会社」さんのお話もとても興味深かったです!
「みづほ興業株式会社」さんは、生地に染色や加工を加え、風合いを作り出したりしていく会社だそうで、とても奥の深いお仕事だと思いました!
一枚一枚の生地に、色んな方々が色々な役目で関わっていらっしゃることなども、分かりやすく教えて頂けます。
ファッション業界のドクター「株式会社 桑原」さんでは、
現在、個人のお客様向けに、住まいのリペアも提案されているそうです!
「木玉毛織」さんでは、工場見学もできます。
こちらのガラ紡糸ができるまでの工程には感動がいっぱい!
優しい笑顔の職人さんが案内してくださって、心温まりながら見せて頂きました。
「尾州のカレント展」に行って学んだことは、普段何気なく身につけている服や、身の回りの布たちには、その1枚1枚にドラマがあるということ。
そして、それをメンテナンス等していく職人さん達も、物語を引き継ぐ担い手となっているところが本当にいいなぁと思いました!
いつも使っている尾州産のショールが更に愛おしくなってきています☆
職人さん達が心を込めて作った尾州の製品は、尾州のカレント新見本工場で見ることができますよ~♪ ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
▼尾州のカレント - 新見本工場 -
愛知県一宮市西萩原字上沼40
木玉毛織株式会社内
営業時間:13:00〜17:00
定休日:日曜・祝日