一宮市三ツ井の住宅街にひっそりと佇む「ぱん家 清」さんは、どこか懐かしい、昭和感漂うパン屋さんです。

ガラガラガラ～と、味のある引き戸を開きお店をのぞいてみると、可愛らしいパン達がひとつひとつ均等に並んでいて、その光景に思わず目を奪われました。

あまりにもパンひとつひとつが生き生きとしていて、いつも行っているようなパン屋さんにはない独特の雰囲気がそこにあり、まるで、大切なものと出会ったようなそんな気持ちにもなりました。

この日、私がお店に到着したのはお昼の１２時半。

パンの数は開店時より少なくはなっていたそうですが、普段からそこまでは多くないそう。

数が多くないからこその、目でパンを味わえる特別なひとときを過ごせました。

店主さんに直接どんな内容のパンか教えてもらえるのもなかなか乙なもの。

何度同じことを聞いても優しく教えてくださいました。

実は、こちらのパン屋さんを取材したいと思ったきっかけが、レビューで皆さんが口をそろえて「店主さんがとても優しい」と書いていたから。

想像以上に気さくな優しい店主さんで、安心して取材をさせて頂くことができました。

今回購入してみたパンは「ブリオッシュの大納言 250円 (税込)」と「カレーパン 190円 (税込)」、

「メランジュ 270円 (税込)」、「食パン 550円 (税込)」です。

お店では、主に食パンがメインというお話も伺いました。

早速持ち帰り、カレーパンから食べてみると、これが本当に美味しいのです☆☆☆　

カレーが濃厚、且つフルーティーさも感じられ、適度にピリッと刺激もありました！　

生地は、素朴な感じがよかったです！　

次に食べてみたメランジュは、オレンジピール・クランベリー・レーズン・チョコが入った絶妙な組み合わせ！　

ほのかに黒コショウも感じて、ひとくち食べるたびに大満足の味でした☆☆☆　

こちらはお楽しみにとっておいたブリオッシュ生地の大納言！　

ふわっと柔らかな食感と、ほどよい甘さの小豆、そして隅の方に入っているクリームが優しい味を醸し出していました～。とても美味しかったです♪　

また、食パンは、水分を多くふくんだ高加水パンで防腐剤が入っておらず、砂糖もごく最小限で作られています。

味は、ほんのり自然な甘さがあり、ほどよいもっちり感もありました！　

毎日でも食べたくなる美味しさでしたよー♪　

お店には、近所のおじいちゃん、おばあちゃんのお客様もいらっしゃるそうです。

色んなお話を伺い、ご近所さんから愛されていることがすごく伝わってきました！　

店主さんのお人柄とおいしいパンの味が相まって、みんなが大好きなお店になっていくのでしょうね～。

今年で１２年目となる「ぱん家 清」。

入るととても癒される、優しいお店です。

皆さんもぜひ一度のぞいてみてくださいね♪　

▼ぱん家 清
〒491-0827 愛知県一宮市三ツ井２丁目１２−１５