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東京都台東区/上野公園で10/22迄!台東区ものづくりの祭典「台東ファッションZAKKA祭2023」

デヤブロウ街歩きWebライター(東京都台東区)

 今回は、今年が初めての開催となる台東区のPRイベント「台東ファッションZAKKA祭2023」をご紹介。東京都が主催する「上野恩賜公園開園150周年総合文化祭」の会場内に特設ブースを設け、台東区の地場産業であるファッション・雑貨の工芸文化を展示します。

(画像提供:台東区産業振興課様)
(画像提供:台東区産業振興課様)

 台東区は皮革工芸をはじめとして、伝統の「ものづくり」文化を数多く有する地域。そこで台東区が地元のファッション・雑貨メーカーと手を組み、台東区ならではのモノづくりをPRしていきます。会期は10月22日(日)までなので、お見逃し無く!

◆多彩な展示&物販&体験で台東区のクラフトマンシップに触れる

 「台東ファッションZAKKA祭2023」は主に三つのパートから構成されています。

(画像提供:台東区産業振興課様 ※右写真は別イベントのものです)
(画像提供:台東区産業振興課様 ※右写真は別イベントのものです)

 第一に「ファッションZAKKA展」。
 (一社)日本皮革産業連合会の「Thinking Leather Action」による「実は、革ってサステナブル。」パネル展や、台東区とファッション雑貨業界が主催する「第33回ザッカデザイン画コンペティション」の受賞作展示などを行います。また、鞄職人による革製品作りのワークショップも開催。

(画像提供:台東区産業振興課様)
(画像提供:台東区産業振興課様)

 第二に「したまち小粋マーケット」。
 台東区内のモノづくりブランドが集結し、バッグや財布、ベルト、シューズ、帽子など、多種多様なアイテムを販売します。地元の職人技を感じながらショッピングを楽しめます。

(画像提供:台東区産業振興課様)
(画像提供:台東区産業振興課様)

 最後に「したまち小粋ファクトリーツアー」。
 このツアーでは、上野公園のブースから台東区内の工房へと移動し、モノづくりの現場を直接体験できます。レザーシューズや財布の製作もあり、自分だけのオリジナルグッズが作れるチャンスですよ!

◆「匠の技」よりどりみどり!台東区の地場産業に間近に触れる&買える空間

 実際の会場に行ってみると、平日の昼間にも関わらずかなりの賑わい。

 ブースのテント周辺を多くのお客さんが見学し、どこで好みの品々に出会えるかを探索中でした。

 鞄作りの実演も行われていました。店主さんとお客さんが和やかに雑談しており、他の工芸イベントや物産展と比べると、お店の方とお客さんの距離がとても近い印象でした。

 販売物は皮革製品のスタイリッシュな鞄のほかにも…

 可愛らしい小物類など、本当に様々。

 毛糸で編んだ可愛らしい動物型の帽子もあります。

 こちらのアクセサリーは粘土製だそうです。

 手洗いできる革靴など、多機能性を付加したアイテムも見かけられます。台東区の「ものづくり」に関する懐の広さが感じられますね。

 テント外側のパネル展示では「実は、革ってサステナブル。」を紹介。
 工芸等に用いる皮革類は基本的に食肉用の家畜から取っており、更にそれを製品素材として余さず活用することで、皮革を焼却処理する際のCO2発生を低減しているそうです。しかも皮革製品は丈夫で長持ちなので、商品の買い替えによるゴミ発生も減らせます。

 反対側のテント内側では、「第33回ザッカデザイン画コンペティション」の受賞作品サンプルを展示。

 台東区内の専門学校などの学生が、台東区の仲介で皮革取扱企業などと連携してデザインした、独創的かつ機能的な製品の実物が並んでおります。

 2500点もの応募があるなか、実際に革製品として実物化されるのは数点の受賞作のみとの事なので、大変な狭き門ですね…!

 総じて、ブースをご案内いただいた台東区産業振興課の方も、商品を出展・販売されている台東区内のブランドメーカーの方々も、区の工芸や産業のPRにとても熱心な方ばかり。区の産業をこれまで以上にアピールしよう、イベントを通じて盛り上げていこうという気概が感じられ、台東区に愛着を持つ者として嬉しい気持ちになりました。

◆「ものづくり」と「お祭り・賑わい」の関わりを再発見

 お祭りイベントを通じて台東区の「ものづくり」を紹介する「台東ファッションZAKKA祭2023」。そもそも、台東区の工芸文化とお祭り・賑わいは大きな関係があります。

 歴史を振り返ると、江戸時代後期の天保の改革(1841年〜1843年)で歌舞伎の芝居小屋などが浅草近辺へ移り、浅草一帯は江戸随一の盛り場≒観光地となりました。その事が、観光客のみならず数多の商人や工芸職人も江戸市中から引き集め、後の東京都台東区にあたる地域の「ものづくり」を大きく発展させたのです。

(画像提供:台東区産業振興課様)
(画像提供:台東区産業振興課様)

 2023年の今、台東区は日本随一の観光都市へ発展しました。コロナ禍が以前より緩んだこともあって、国内のみならず世界中からの観光客が、浅草・上野・谷中など区内各所を訪れています。
 そうした時代だからこそ、その台東区が江戸〜令和と育んだファッション&雑貨の魅力を、今回のお祭りイベントで再発見してみるのも一興かも知れません。

 「台東ファッションZAKKA祭2023」は上野公園噴水広場で10月22日(日)までの開催。今回が初開催ですが、来年、再来年と定番イベントとして定着するといいですね! 

台東ファッションZAKKA祭2023
【会場】
東京都台東区上野公園5−6
上野公園噴水広場(上野恩賜公園開園150周年総合文化祭内)
【最寄駅】
JR上野駅・公園口から徒歩5分
【会期】
令和5年10月19日(木)〜22日(日)
【開会時間】
10:00〜17:00(※初日のみ13:00〜17:00)
【電話番号】
03−5246−1143
【リンク】
台東区HP(プレス)
イベントHP

街歩きWebライター(東京都台東区)

カフェ・居酒屋探し、博物館・美術館見学、銭湯巡りや寺社探訪など、都心部の街歩きが大好き!特に都内で暮らし始めた頃に住んでいた浅草近辺、博物館・美術館が沢山ある上野界隈など、台東区内を月に2~3回は散策しています。東京23区でも面積最小ながら、歴史と見所が詰まった台東区の魅力を積極的に発掘・発信していきます!

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