Yahoo!ニュース

東京都台東区/ヴィンテージなビルでヴィンテージな洋書絵本の魅力に浸る!蔵前の古書店「フローベルグ」

デヤブロウ街歩きWebライター(東京都台東区)

 今回は台東区蔵前の古書店「フローベルグ」をご紹介。
 蔵前のヴィンテージビル「ウグイスビル」の1階にあるのが「フローベルグ」。この古書店は商品もヴィンテージで、欧米の古い絵本を中心に取り扱っており、まるでファンタジー作品の街角に迷い込んだかのような気分を堪能できます。

◆ヨーロッパから直接買い付けた絵本の宝庫

 「古書フローベルグ」は2021年に蔵前「ウグイスビル」へ移転してきた古書店。19世紀から現代に至るまでの洋書絵本を中心に扱うほか、文学・詩・芸術などの書籍も販売しています。

 こちらの絵本は、その多くが店主自らヨーロッパで直接買い付けたもの。絵本好き・読書好きなら一度は訪れたい場所です。

◆ヴィンテージ空間&ヴィンテージ絵本にいるだけで楽しい

 「フローベルグ」はその外観からして既にオシャレ。大きな木の扉や四角い窓に、台東区にいながら何処となくヨーロピアンな息吹が感じられます。

 店頭ではヴィンテージ絵本のジャンクペーパーや、アウトレット品の絵本の販売も。安価ながら可愛い&オシャレなものも多く、ここで品定めするのも楽しそうです。

 店内に足を踏み入れると、ビルに負けないヴィンテージ物の絵本達があなたをお出迎え!。さらに、窓から差し込む光が温かい雰囲気を醸し出しています。

 ここではイギリス、アメリカ、フランスなどのほか、ヨーロッパの広い地域から集まったヴィンテージ絵本が多数販売されています。外国語が読めなくても、可愛らしく年季の入った絵を目で追うだけで、その魅力に惹かれること間違いなし。飾っておくだけでもインテリアとして良さそうです。

 日本国内でも有名な絵本の、その原語版もあちこちにあります。手にとって読んでみてもOKなので、外国語が読める方は、その言葉遣いやニュアンスを比較すると色々と発見があるかも知れませんね。

◆クラシカルな照明とギャラリースペースも見応え◎

 「フローベルグ」の店内で、もう一つ目を引くものは、ブロンズ配管を露出させたクラシックな天井照明。さながら19世紀~20世紀初頭のような、モダンな雰囲気を演出しています。

 また、オリーブ色の壁面が目に優しいギャラリースペースは、特定の作家やクリエイターの作品を展示・販売。こちらをしばらく鑑賞しているだけでも楽しい体験ができます。

 「フローベルグ」はファンタジーの世界に迷い込んだような感覚に浸れる、蔵前らしい個性のある本屋さんです。

 蔵前を訪れた際には、ぜひこの魅力あふれる古書店に足を運んでみてはいかがでしょうか。あなた好みの心温まる一冊に出会えるかもしれませんよ!

フローベルグ
【住所】
東京都台東区蔵前4−14−11 ウグイスビル101
【最寄駅】
都営浅草線・蔵前駅A0出口から徒歩2分
【営業時間】
木〜火:12:00〜18:00
【定休日】
水曜日 ※火曜日不定休
【電話番号】
03-5829-3793
【リンク】
公式ホームページ
X(旧Twitter)
Instagram

街歩きWebライター(東京都台東区)

カフェ・居酒屋探し、博物館・美術館見学、銭湯巡りや寺社探訪など、都心部の街歩きが大好き!特に都内で暮らし始めた頃に住んでいた浅草近辺、博物館・美術館が沢山ある上野界隈など、台東区内を月に2~3回は散策しています。東京23区でも面積最小ながら、歴史と見所が詰まった台東区の魅力を積極的に発掘・発信していきます!

デヤブロウの最近の記事