Yahoo!ニュース

白髪は黒髪に戻せる?白髪になる原因と研究してたどりついたシャンプー方法

ダイエット専門トレーニングYUKIKOフィットネストレーナー

白髪で悩んでいる方って多いですよね!

そんな私もその一人で、
実は父親がものすごく若白髪だったんです。

私と父は顔を真横に並べると
9割の方が「親子ですね」って
わかるくらいよく似ています笑

もちろん顔が似ているだけでなく
体質もそっくりなんです笑

そんな父は
私が物心ついた頃から白髪…

子供の頃からとても気になっていました。

そういう事情でしたので、
「絶対に白髪が出るに違いない!」と思い
白髪対策は20代からおこなっています。

元々凝り性なのもありまして、
美容薬学検定資格も1級を取得しており、
スキンケアや美容の基礎から学びました。

そのおかげもあって、
なんとか今43歳ですが
黒髪を保つことができています^^

美容師さんに髪が健康ですね、と
褒められるようになったのも
とても嬉しいです♪

そこで今回は
多くの人が気になっている

白髪って黒髪に戻るの?
白髪になる原因と
健康な髪を保つための対策、

調べつくしてたどりついた
独自のシャンプー方法をご紹介します♪

動画でアニメーションの説明と
一緒に見る方はコチラ

なぜ白髪になるの?原因とは?

白髪ができる主な理由は、
メラノサイトという色素細胞が
なくなってしまうことによって
メラニンを生成できなくなり、

色が入らなくなってしまうからだと
言われています。

(白髪は白く見えますが
本当は透明です)

髪は健康のバロメーターでもありまして、
健康な生活をすることが、
健康な髪を育てるために良い影響を与えます。

髪は体の組織の中でも重要度が低い
皮膚組織の一部と認知されていますので、

体が健康でないと、
髪の健康状態も悪くなります。

ですので、髪が健康であることは、
自分の体が健康であるという1つの証明でもあります♪

今回の対策をおこなってもらうと、
髪の健康だけでなく
体の健康にも役立ちますので、
ぜひ1つでも取り入れてみてください♪

髪が黒い理由

私たち人間の髪の色は
メラニンによって決まっています。

日本人を含むアジア人に多い黒髪は、
メラニンの量が多く、

欧米人に多いブロンドヘアは
メラニンの量が少ないことによります。

白髪になる原因

メラノサイトが
メラニン色素へ合成されなくなる理由としては
いくつか原因があるとされており、

有力な原因としては
加齢、遺伝、ストレス、紫外線、
女性ホルモンの減少、喫煙習慣、

運動不足、食生活や生活習慣の乱れ、睡眠不足、
栄養不足などと考えられています。

白髪の中でも特に若白髪は
遺伝的な要素が強いと考えられており、
早い方では10代~20代のうちに
白髪が生えてきたりしています。

近年の研究報告でわかった白髪の原因

1 ストレス

最新の白髪の研究報告では
2020年1月に科学誌『Nature』に
掲載された実験結果があります。

マウスによる実験で
急性ストレスが毛包内の色素幹細胞に
元に戻ることができない損傷を起こした、
と報告されています。

この研究で発見されたことでは
強いストレスは交感神経に働きかけて
神経伝達物質のノルアドレナリンを放出させます。

それが毛包にある
色素幹細胞に取り込まれると

ノルアドレナリンによる
過剰活性が起きるため、

色素幹細胞のすべてを
メラニン細胞に変換させてしまいます。

すると
色素幹細胞が枯渇し、
髪に色素をつけるメラニン細胞の供給源が
なくなってしまう
とわかりました。

研究チームによりますと
体内にあるほかの組織の幹細胞も、
ストレスによる何らかの影響を受ける
と考えている
、としています。

2 病気

2018年5月には、病気と白髪の
強い相関性も報告されています。

私たちの体は、
ウイルスや細菌の攻撃を受けると
自然免疫が活性化します。

これは病原菌やがん細胞をいち早く感知し、
排除する仕組みのことです。

この過程で、体にあるすべての細胞は、
病原体に反応して体の防御機構を強化させます。

この実験ではマウスで
人工的に自然免疫を活性化させると、
より多くの白髪が生えたことが報告されています。

つまり、病気になると自然免疫が活性化し、
白毛が生えやすい、ということです。

引用
A direct link between MITF, innate immunity, and hair graying

こうした近年の研究によると
病気をしたり慢性的なストレス、
急な強いストレスを感じると

思いのほか直接的に
白髪に関係しているとわかってきています。

今回お伝えした
白髪の仕組みや
原因のお話からわかるように、
白髪の対策としてできることは

ストレスを解消する習慣をつくること
色素を作る細胞、
メラノサイトが活発に働き、
メラニン色素をしっかり作る環境を整えることです♪

次に私が実際におこなっている
効果のあった白髪対策をご紹介します^^

動画でアニメーション付きで
白髪対策を見る方はコチラ

私が効果を感じた白髪対策

1つ目 頭皮ケア&湯シャン

年齢を重ねると
どうしても頭皮の厚みは薄くなります。

それに伴い硬さも出て、
つっぱり感や血行不良などの違和感が出ます。

頭皮マッサージやブラッシングで
血行不良を解消すると、
メラノサイトの活性化に繋がり、

マッサージで心地よさを感じれば、
副交感神経が優位になり、
ストレス対策としても効果も得られます。

頭皮マッサージの方法は
顔のたるみ取りとともにできる方法
こちらの動画でもご紹介しています♪

他にはスカルプケアコスメも
血行促進効果が長持ちするので
併用しています。

特に硬くなりやすい頭頂部は
念入りにケアしてみてください。

もう一点頭皮ケアとして
私はシャンプーを使わずに
湯シャンをしています。

湯シャンとはシャンプーを使わずに
お湯だけで頭皮を洗う方法です。

シャンプーには全て
洗浄成分として界面活性剤が使用されており、

実際のところ、
シャンプー後の髪は見ることができても
頭皮を凝視することができません。

私たちはシャンプー後に
髪の状態は確認しますが、
頭皮は確認しないな、と
思い始めました。

そこで髪は数日に1回
スタイリング剤などが残るため
洗うのですが、

頭皮は洗わないケアに変えたところ
皮脂もあまりでなくなり
痒みが出ることもなくなりました。

この辺りは人によっても
合う合わないがありますので

美容師さんが説明している
湯シャンの情報を
参考にされると良いと思います♪

2つ目 髪に必要な栄養を摂取する

健康な黒髪をつくるには
血行が大切でした。

そして、髪を作る栄養が
体に十分に行き渡っていることも重要です。

髪を生成するのはたんぱく質、
髪の毛も18種類のアミノ酸が結合してできた、
ケラチンというタンパク質からできています。

ケラチンは体の中で
作ることができないので、
食べ物からとるしかないです。

体内でケラチンを生成するためには
タンパク質が必要というわけです。

ですので、たんぱく質を
十分に摂取することは
強く健康な髪を保つのに大切です♪

卵や魚に良質なタンパク質が含まれており、
髪の生成に不可欠なアミノ酸を含んでいます。

中でも重要なのは必須アミノ酸です。

タンパク質は動物性、植物性と
1対1のバランスで摂取するのが理想的です。

普段の食事から取りづらい人は
体に吸収されやすいやすいサプリメントの
BCAAやEAA、プロテインも
活用してみてください。

ビタミンB2は
「美容のビタミン」と言われてまして、
健康な髪の毛をつくる手助けをしてくれ、
のりやワカメなどの海藻類に含まれています。

ただ、海藻類の中でも
気をつける食品があります。

乾燥ひじきだけは
無機ヒ素が多く含まれており、

イギリス、カナダ、オーストラリア、
ニュージーランドでは
販売も摂取も禁止されています。

無機ヒ素は発がんリスクが
指摘されています。

また、鉄分、カルシウム、亜鉛、銅、
これらの栄養素をとるには

大豆、あずき、エンドウ豆、
ひよこ豆、そら豆、ナッツ類に多く含まれます。

他に大切はビタミンD、
しいたけ、マッシュルーム、エリンギ
ポルチーニ茸などのキノコ類、に含まれます。

ビタミンB6はバナナや肉や魚類
ビタミンB12 海藻類、チーズ、卵、肉、貝類に含まれます。

3つ目 体を温める習慣をつける

血行が悪くなると頭皮の血行も悪くなり、
髪の健康が損なわれます。

私は日頃からだいたい常温か
暖かい飲み物を飲んでいます。

おすすめはグリーンルイボスティーです。

グリーンは通常の
レッドのルイボスティーよりも
はるかに優れた栄養価や効能が期待でき、

具体的には抗酸化成分の
フラボノイドが10倍以上、
アスパラチンという成分は
約81倍も含まれています♪

アスパラチンは血糖値の上昇を抑制
糖尿病を予防する効果や
メタボリックシンドロームの予防、
酸化ストレスを抑制すると期待されています。

グリーンルイボスティーは
たった1杯で
通常のルイボスティーの
約80杯分のアスパラチンを摂取できます。

そのため、レッドよりも
グリーンがお勧めです。

他には加熱した生姜、
シナモンを活用すると
血行が促進されやすくなります。

生の生姜は逆に深部の体温を下げるので
加熱したものを使ってください。

食材で体を温めるものは
他にもたくさんありますので
ご自分の好みにあわせて
ニンニクなども取り入れてみてください。

4つ目 成長ホルモンが出る運動をする

運動の中でも
成長ホルモンが出やすい
筋トレを取り入れることがおすすめです。

人間の身体は、
毎日髪や肌、爪などが作られていて、
これらの形成に深く関わっているのが成長ホルモンです。

成長ホルモンは、三大栄養素と言われる
炭水化物、タンパク質、
脂質の代謝を促進させる作用を持ち、

アミノ酸の吸収率を上げ、
タンパク質の合成を促す作用があります。

そのため、大部分が
タンパク質で構成されている髪は

成長ホルモンの作用を受けやすく、
成長ホルモンが分泌されるほど、
髪は色が綺麗で丈夫で健康に成長します。

成長ホルモンは質の高い
睡眠をとることでもよく分泌されます。

定期的な運動習慣は
睡眠の質の向上にも役立ちます。

私自身は運動をすることで
体がスッキリして、
ストレス解消にも役立っています。

筋トレと有酸素運動
両方の効果を4分で得られる!
人気HIITトレーニング

5つ目 ヘアカラーを止める

5つ目はちょっと
抵抗ある方もいるかもしれませんが、

私は30歳くらいから
ヘアカラーを一切やめました。

ヘアカラー剤には
「アルカリ」と「過酸化水素」が
含まれています。

­肌は本来「弱酸性」状態で
安定しますが、
通常のヘアカラー剤は「アルカリ性」です。

肌に触れるとバランスが崩れ、
刺激を受けます。

さらにヘアカラー剤に含まれる
「過酸化水素」が、
アルカリと科学反応を起こし、
肌の細胞へ刺激を与えてしまいます。

一番厄介なのは、このアルカリと
過酸化水素は、
「頭皮に残留」することです。

ヘアカラーをすると
その後の日常生活で
しばらくずっと頭皮を
刺激し続けることになります。

これは普通にシャンプーしても
取れないんです。

頭皮からすると、「弱いパーマ液」が
かかっているような感じです。

さらにここに、紫外線を浴びると
もっと強い刺激を受けてしまいます。

これが続くと、頭皮環境が
どんどん悪くなります。

結果、髪は不健康になり、
「白髪」になる確率も上がります。

もしどうしても
髪を染めないと、と言う方は
全体を染めるのではなく、

地毛から色を変える
グラデーションカラーや
地毛を生かしたハイライトカラーなど

ヘアカラーの量を減らせるものをオススメします♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?

白髪の仕組み、最新の研究結果や
原因と対策がわかれば
遺伝で白髪になりやすい人も対策できますよね!^^

私自身はこれまで
上記のケアを中心におこなっていますが、
サボる時期もありました笑

そんな時、
白髪を見つけたこともありましたが、
ケアを熱心におこなうと
根元が黒い髪に戻った経験はあります♪

これは個人の経験ですので
全員が絶対に戻るかどうかは
生活スタイルもあるため断定できませんが、

黒髪に戻る確率は
上がるのではないかな?と
思っています!


ぜひ白髪の原因を理解して
今後の健康な髪に戻すための
対策や予防、改善に役立ててくださいね。

今回は白髪や健康な髪を保つために
おこりやすい原因と、
若白髪の遺伝要素を持っている私が
実際に効果を感じた対策方法をご紹介しました♪

ぜひあなたのお悩みに
少しでお役に立てると嬉しいです♪

フィットネストレーナー

13年間競泳選手・4期連続出場国体選手・全中・インターハイ・インカレ出場のヨガ・フィットネストレーナーです♪自身が幼い頃から見た目にコンプレックスを持ち、自信が持てなかった経験から、『美しく、健康的に年齢を重ねる』をモットーに、20代~60代までの幅広い年齢層に向けた、自分に自信を持ち、元気で愛せる体作りを提案中「人は自分が諦めない限り、必ず変われる」

ダイエット専門トレーニングYUKIKOの最近の記事