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"えんがわ"にオイルステイン塗ってみたらいい感じになったよ。

DIY道楽のテツ元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

我が家の "えんがわ" を塗装しました。

我が家(古いです)には縁側があります。ベランダや、ウッドデッキではありません。縁側です。

先日その縁側の板が退色してきたので、塗装しました。今回は、その木部の塗装についての経験談をお話ししたいと思います。これはウッドデッキや木製バルコニーなども同様ですので、少しでも参考になれば嬉しいです♪

退色してすっかり白っぽくなってました。痛む前に塗装したいところ。
退色してすっかり白っぽくなってました。痛む前に塗装したいところ。

いきなり結論ですが

肌に触れる木部は「木材保護塗料」がいいみたいですね。

木材を塗る塗料の選択肢

塗装をしようと思ったときに、選択肢が3つ浮かびました。

 ①油性ペンキ
 ②油性ニス
 ③油性木部保護塗料(オイルステイン)

木材塗料は基本的に、樹脂、顔料、溶剤で構成され、場合により添加剤を加えて形成されています。

どれも、木材の劣化を防ぎ美観を向上させるための塗料ですが、望む結果によって塗料を選ぶことができます。

直接太陽光を浴びて、かつ雨ざらしになる部分には、迷わず油性ペンキを使います。

柱や壁などで、木目を生かしたい。だけども、直接触れることがあまりないものに関してはニスを使いたいですね。

今回は、縁側。素足で歩くことも多いし、物をのせたり、干したり、動かしたりと、意外と過酷な使われ方をします。てことで今回は、木目を活かして肌触りが木材そのまま。それでいて防腐・防カビ・防虫効果が期待できる、ステイン型の木部保護塗料をチョイスしてみました。

木材保護塗料(WPステイン)

防腐剤・防カビ剤・防虫剤が入った浸透性の着色塗料で、木材を害虫や腐れから長期間保護することを目的とした塗料。ウッドデッキやベンチなどの屋外木製品全般に使用。 

初めてオイルステインを塗った時、やたらにムラになっちゃって「難しい!?」と思ったものですが、何のことはない。塗り方のコツを理解してなかっただけです。

・ニスやペンキと違って、塗るのにちょっとコツが要るオイルステイン

含浸タイプ、つまり染み込むタイプのオイルステインを買ったのですが、これは粘度がひくくシャバシャバなので、ペンキのように均一に塗る、というのが地味に難しい。

そこでおススメしたいやり方としては、塗ってある程度染み込んだあとに、ボロ布などで「拭き取る&伸ばす」って工程を入れるだけで随分とムラがなくなります。これはラクチンなのでお勧め!

コツさえ掴めば、ペンキ塗りより早くて簡単です。バシャバシャ塗って、ボロ布でこすればOK!
コツさえ掴めば、ペンキ塗りより早くて簡単です。バシャバシャ塗って、ボロ布でこすればOK!

・素足で歩いて気持ちいい。そして剥がれない。

含侵性のオイルステインは木材に染み込んでいるので、表面に膜を作りません。ですので、劣化した時の「割れ」が発生しないのが個人的な魅力です。

一か所でも「塗料の割れ・剥がれ」があるとどうしてもみすぼらしくなってしまうもの。

その点では、含侵性のオイルステインは、劣化は「退色」という形で進行していくので、一か所だけ目立つということが少ないように思われます。

ちょっと乱雑に塗っても、わりと綺麗に仕上がってくれました。
ちょっと乱雑に塗っても、わりと綺麗に仕上がってくれました。

我が家の縁側の環境では、二年に一度くらい塗りなおしをすれば、良い状態をキープできそうですので、また退色したら塗り替えたいと思います。

肌触りは木材のそのままなので気持ちいいですよ♪

最後に、ひとつだけご注意を。

一度でもペンキやニスを塗ってしまった場合は、塗膜を完全に取り除かないと含浸性に差が出るため、色むらを発生することがありますので注意が必要です。

ペンキを塗った箇所にはペンキ、オイルステインを塗った箇所にはオイルステインを塗りなおすといった方法が、一番ベストな選択だと思われます!

今回もご視聴ありがとうございました~!!

元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

はじめまして!「DIY道楽」のテツと申します。「無いものは作る」という父の教えと、道楽者の血筋の母に育てられ、思いついたものを片っ端から作る人生を歩んできました。小さな頃から工具を握り、家の中の何もかもを自分の手で修理・改造してきました。 趣味は、古くなったオートバイや自転車を見つけては、レストアして新たな命を吹き込むこと。この趣味が、DIYスキルをさらに磨く助けとなっています。また、週末には自転車や徒歩で旅をしながら、新しいアイデアを見つけることも私の大きな楽しみです。 お付き合いのほど宜しくお願いいたします!!

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