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【Dax50 レストア②】サビが出てきたメッキパーツも磨けばここまで綺麗になる!(メッキ 錆び取り)

DIY道楽のテツプロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

ご縁がありまして、ホンダ ダックス50のレストアをすることになりまして、とりあえず全バラにしたのが前回までのあらすじ。(Youtubeへのリンクです)

今回は本格的な作業の第一弾として、メッキ部品を磨いていきます!!

そこそこ古いバイクなので、やっぱり最初に目につくのは各種メッキパーツ。少し曇ってきたものから、あきらかに錆と見て取れる茶色の粒々、酷いものになればメッキ層をぶち破って地金がむき出しになっているものまで。

バイクをまるごとバラバラにしたので、メッキ関連を一気に作業できます!
バイクをまるごとバラバラにしたので、メッキ関連を一気に作業できます!

いきなりぶっちゃけた話をいたしますと、一度錆が発生したメッキ部分はもとには戻りません!!

いくら磨いて艶がもどったとしてもそれは一時的なもので、本来のメッキには到底及ばないものとなります。

ですので、より完璧なメッキを取り戻したい場合、部品の新品注文 または、メッキ工場へ再メッキ加工依頼をすることになります。手間もお金もかかりますが、それが一番の近道であることをご理解の上で、かつそれを承知の上で読み進んでいただけれ幸いです。

とかなんとか書き綴りましたが、これまたぶっちゃけた話、メッキの錆は予想以上に磨くことができます。さきほど元には戻らないと言ったものの、きちんと定期的にメンテナンスをすれば艶を維持するのはそれほど大変なことではありません。

大変な作業は、サビが発生してしまったものを如何にして磨くか?という点だと思います。

再メッキはめちゃくちゃ高いので、可能な限り自分で直せるようになりたい!!
再メッキはめちゃくちゃ高いので、可能な限り自分で直せるようになりたい!!

今回の作業のおおまかな流れとして、錆の進行具合によって3つのレベルに分けてみました。

【レベル1】軽い曇りから、うっすら茶色い膜が見えるレベル。
【レベル2】ポチ錆が出て来てるレベル。手で触ればザラザラしてます。
【レベル3】地金まで錆が浸食してるレベル。もはやメッキではない(部品的に終わってるレベル)。

以上の3レベルに分けて、3通りの手段で綺麗にしてみました。

レベル1の錆については、ボンスターとピカールで磨いてみました。(Youtubeへのリンクです)

これは簡単。すぐに綺麗になります。
これは簡単。すぐに綺麗になります。

レベル2の錆は、そこそこ根っこがありそうなので電動工具を使います。バフ研磨で挑みますよ~!(Youtubeへのリンクです)

これがまた、以外にも奮戦してくれました。
これがまた、以外にも奮戦してくれました。

レベル3の地金まで錆が浸食してるものについては、磨けないなら削ってしまって、その上から塗装しました。(Youtubeへのリンクです)

いや、もう、買い替えようよ? というレベル。
いや、もう、買い替えようよ? というレベル。

というわけで・・・ 

↑↑↑ こんな感じだったメッキ部品が ・・・ ↑↑↑

↓↓↓ こんなに輝きを取り戻しました~!! ↓↓↓

どれもこれもそれほどお金を掛けずに、そんなに高度な特殊技術がなくてもできるレベルです。でも、その効果は絶大で、見違えるほど綺麗になりました。

メッキの錆はいちど発生してしまうと、みるみるうちに進行していってしまいます。動画を観ていただければわかると思いますが、一度メッキ層の下に到達してしまうと、もうメッキとしての艶を取り戻すのは不可能となるので、できれば【レベル1】、せめて【レベル2】の段階で食い止めていただいて、あとはメッキ保護剤などで定期的なメンテナンスしてもらえると長持ちすると思います~!!

→→【次回】お次は、黒とかシルバーの金属部品のリペイント(再塗装)編です!!(Youtubeへのリンクです)

専門家のプロにはかないませんが、素人レベルでもここまではできる!という目線で見て戴ければ幸いです。今回もご視聴ありがとうございました!!

◎筆者プロフィール DIY道楽 テツ
ボロいバイクの修理が大好物で、二児の父。放浪癖アリ。
いつもママチャリに乗ってますが最近ロードバイクに目覚めました。

プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

はじめまして!「DIY道楽」のテツと申します。「無いものは作る」という父の教えと、道楽者の血筋の母に育てられ、思いついたものを片っ端から作る人生を歩んできました。プロ級のノウハウをダダ洩れにしていく所存なので、お付き合いのほど宜しくお願いいたします!!

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