このエンジン、生きてる?死んでる??そりゃ開けてみないとわからないっしょ??ってことでぇ~腰下分解!
皆さんこんにちは、DIY道楽のテツです。
ただいま、ヤマハ DT50(初期型?)をレストアしております。
DT50とは?
かつてヤマハが販売していたオートバイで、排気量50cc(原付)ながらにフルサイズオフロードバイクという、今は珍しいジャンルのマシン。当時はスズキのTS50(ハスラー)や、ホンダのMTX50やなど。かつてのオフロードバイクブームもあって、各社からマシンが出ていました。
1982年の発売から国内生産が終了する1997年まで細部の変更はあったにせよ、大きなモデルチェンジを行われずに、一貫して同じスタイリングを貫き通したという、ロングセラーバイクでした。
ていうかこのバイク、
2サイクルエンジンのバイクが軒並み価格を高騰させている中で、
なぜか破格の44,444円。
そんな安い理由は…
たった一つ、
これです↓↓↓ ↓↓↓
エンジンの、あるべき場所にあるべきものが無い
そして、見えてはならないはずのものが見えてる
しかも、サビくれてるとくら。
ひとことで言うならば、「このエンジン、死んでるね」という状態。エンジン始動不能とかいうレベルじゃない。
はい、間違いありません
このエンジン死んでます
ぶっちゃけた話、エンジンが死ぬといえば、焼き付きなどが有名ではありますが、多少焼き付いたとしてもボーリング加工したりピストンを交換したりで何とか復活可能なパターンが多いのですが
今回のようにシリンダーやシリンダーヘッドがなくて、ピストンむき出しの状態で長期放置された場合
エンジン内部のクランクが錆びたりする以上に、エンジン内に水が侵入したりして、最悪、ミッション周りも錆びてしまうという最悪の事態を迎えることになります
っていうか、既にクランク錆てるし…
そんなわけで、DT50のレストア作業開始直後にしていきなりのクライマックス!!
ダメなのは分かってたんですよ、このエンジン
だけど、オークションの画面で見た時からなんとなくビビビッとくるものがありましてね〜
このエンジンを直してやりたい
このエンジンで走ってみたい
そんなことを思いつつ、今回は作業開始です!!
まずはフライホイールを外して
クラッチカバー開けて
クラッチ外して
キックのスターターギアやら、シフトドラムのストッパーやら、もろもろ外せば・・・
はい、まな板の鯉。
・
・
・
で、この続きはまた明日。
いうのも、実はクランクケースの左右を分割するには特殊工具が必要なのですが、実は本日届くはずなのがちょっと遅れてるようなのですよ
(計画的に先に買っておきましょうという話です)
そんなわけで、クランクケース分割はまた明日|・ω・*)
果たしてエンジンの中身はどうなってるでしょうか?
クランクは生きてるでしょうか??
ミッションはサビでないでしょうか?
というわけで、次回に続きます(`・ω・´)ゝ
(YouTubeへのリンクです→) 【DT50エンジン 腰下分解①】フルオーバーホールに挑戦します!≪甦れ!青春バイクDT50②≫ (クラッチ フライホイール キックアクスル プライマリードライブギア etc)