Yahoo!ニュース

【ぽっきり折れた】ウィンカーは直せますか?(DIYバイク修理)DT50レストア計画②

DIY道楽のテツ元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

≪甦れ!青春バイクDT50 seasonⅡ≫ヤマハ DT50(初期型)レストア計画
ボキッと折れたウィンカーは直せるのか?? 今回は、折れたウィンカーのステー修理です。ちなみに、この状態では新品交換が最善だとわかってるのですが個人的な趣味(?)で無骨になってもいいから補修にチャレンジしてみました。何重にも巻き付けられたビニールテープとアルミテープ ・・・ 前オーナーさんの執念ともいうべき補修跡が生々しいです。「黒ゴム接着剤」と「なんちゃって鉄骨補強」で果たして直すことができるでしょうか・・・?

(YouTubeへのリンクです)→ ボッキリと折れたウィンカーは直せますか? → ウィンカーステーの修理に挑戦してみます ≪ヤマハ DT50初期型レストア計画 seazonⅡ②≫

皆さんこんにちは!DIY道楽のテツです。ただいま、ヤマハ DT50(初期型?)をレストアしております。

ボロボロだったエンジンを復活させて、とりあえず走るところまで持っていったのが「シーズン1」で、レストアの車体編として「シーズン2」がスタートしてます。

前回、いきなりDT50をバラバラにしました。

そして今回から、塗ったり洗ったり磨いたりの部品ごとのレストアを開始していくわけですが、手始めはこれ→「ウィンカー」です!

DT50のウインカー。よく見ると・・・ いや、よく見なくても折れてるのがわかると思います

ほら、こんな感じ

ビニールテープ剥がしてみると、ご覧の通り、ものの見事にポッキリと折れております

いや~それにしても豪快に折りましたね~。転倒すると速攻で折れてしまうものなのでしょうか??

普通は迷うことなく部品交換です。部品をまるごと交換しちゃうのが手っ取り早いし、なにせ確実。間違いのない選択だと思います。

・・・だけどね。私は、壊れたものを見ると「なんとか無理やりにでも直してやりたい」と、思ってしまうのですよ

これは幼少時代からの性格でして、なんというか、この壊れた物にも魂があるような気がして可哀想になっちゃうんですよね~(^^;)

というわけで、今回は折れたウィンカーの修理です。

見た目がゴツくなってもいいから「なんとか使えるレベル」まで直してみたいと思います。

というわけで、ウインカーを分解していきます

そのままでも簡単な修理は出来なくはないのですが、やはりここは部品単体にしていくことでより精度の高い作業をすることができます

てことでご覧の通り、かなりバラバラにできたのですが

よく見ると、奥まったところに17ミリのナットが…

ここも分解できるのか!?

というわけで、これ以上分解できない最小単位まで分解することができました!

ぶっちゃけた話、この部品さえ手に入れることができたらウインカーを直すコトができてしまうということです

まだ新品パーツが出るバイクだったら新品を探してもいいでしょうし、もう部品がない古いバイクだったら、この部分だけ生きてるウインカーを探しておくのも手かもしれません

そんなわけで、今回はこのウインカーステーを何とかくっつけたいと思います

使う道具の一つ目、黒ゴム接着剤【LOCTITE(ロックタイト) 黒ゴム接着剤 100g(¥670)】

私のお気に入りの接着剤です

本来は靴の補修などに使う接着剤で、乾燥後も弾力性が残って力が加わってもパキッと折れないのが最大の魅力。柔らかいゴム部品の補修などに力を発揮してくれます

これならウインカーステーの弾力性を生かしたままきちんと接着してくれることでしょう

折れた部分に黒ゴム接着剤を塗って

ちょうど中空構造なので、全ネジを使って固定します

とりあえず、第1段階はこれでオッケー

今現在、このウインカーステーは接着剤の力だけでくっついているので、衝撃が加わった時にポッキリ折れてしまう可能性が高いので、ここから更に踏み込んで「第二段階」として「なんちゃって鉄骨構造」にしてみたいと思います

用意したのは電気ドリル

表に出ないように気をつけつつ、下穴を開けて・・・

そして、用意したのがコースレッド!

これを、ウインカーステーに二本づつねじ込んでいきます

というわけで・・・

黒ゴム接着剤+木ねじで、なんちゃって鉄骨構造補修の完成!!

ここからウインカーを元通り組み立てていきます

そして・・・ 完成!!!

裏側

表側

ぱっと見で、どれが修理したウインカーか分かりますか?

近くで見るとこんな感じ

いかがでしょう、どうでしょう

予想よりずっと上手くいった気がします!!!

さすが木ねじが入ってるだけあって、強度もかなりのもの

もちろん転倒したら、曲がったり折れたりすることはあるとは思いますが、それは新品のウインカーでも同じ条件ですよね

それより嬉しいのは、また次折れたとしても同様の方法で復活が可能ということです

素材自体がダメにならない限り、何度でも甦らせることはできるってことですよね、もはやウインカーゾンビ ( ´` )b

YouTube動画のほうでは映像付きで解説してるのでよかったら観てください~! 今回もご視聴ありがとうございました♪

(YouTubeへのリンクです)→ ボッキリと折れたウィンカーは直せますか? → ウィンカーステーの修理に挑戦してみます ≪ヤマハ DT50初期型レストア計画 seazonⅡ②≫

元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

こんにちは!DIY道楽のテツです。 父から「無いものは作る」精神、母からは道楽者の血を受け継いだ47歳二児の父です。 趣味は古いバイクや自転車をレストアして新たな命を吹き込むこと!バイクや自転車(特にママチャリ)、車のレストア、改造、修理、メンテナンスを楽しんでいます。また、何かを育てたり維持管理するのも好きなので、家庭菜園や掃除もやっています。 DIYは金属加工、100ボルト溶接、木工、家のリフォーム、工具の使い方など幅広く取り上げます。高価な工具も良いですが、コスパの高い百均(100円ショップ)の工具の使い勝手もレビューしていきたいと思います。お付き合いのほど、よろしくお願いします!

DIY道楽のテツの最近の記事