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【10倍愛せるバイクの作り方】入手困難な絶版デカールの再現!カッティングシートからの手作りでいかが?

DIY道楽のテツ元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

≪甦れ!青春バイクDT50 seasonⅡ⑭≫ 絶版車 原付オフロードバイク「初期型DT50」のレストア作業!今回は外装パーツの DIY 塗装(ペイント)です! 100円ショップで買った「UVレジン」で直したプラスチックの外装部品と、ガソリンタンクを塗っていきます。最後の難関となるのはすでに絶版になっている「DT」のデカールの再現作業! カーボン紙で転写して、カッティングシートから切り出して手作りすれば・・・ 愛着マシマシ! 10倍愛せるバイクの完成です~!!

(YouTubeへのリンクです)→ 外装パーツのDIYペイント♪ ガソリンタンクの凹みをパテで直して デカールも手作りしちゃいます≪ヤマハ DT50初期型レストア計画 seazonⅡ⑭≫

皆さんこんにちは!DIY道楽のテツです。
ただいま、ヤマハ DT50(初期型?)をレストアしております。

レストア作業もいよいよ大詰め。今回は外装部品の全塗装をやってみたいと思います!

長年の紫外線で劣化して、かさぶたみたいにボロボロガサガサになっていた外装部品ですが、100円ショップの「UVレジン」で表面をコーティングしてフラット化したのが前回のお話

完全ではないにせよ、概ね表面はつるつるになったので、これは通常通りの塗装をしていけば完成できるはずです

で、今回の問題はこちら、ガソリンタンク

ご覧の通り、一部凹んでいて、そしてサビも発生しています。特にサビの方は塗装の下にまで広がっているので、ここまでのサビの場合は塗装を剥離しなければいけない状態です

塗料の剥離と、パテ盛りによるへこみの修正… これも十分手間のかかる作業なのですが、今回の難関はそこじゃない

今回の最大の難関は・・・、これです↓↓↓  ↓↓↓

「DT」のデカール!!

ヤマハの文字はこれは純正のデカールが手に入るのですが、DTのデカールが手に入らないのですよ

リプロ品があるのかと思いきや、意外と見つからないし、オークションで一枚見つけたのですが、べらぼうな値段に高騰してました

オリジナルデザインにしちゃってもいいのですが、やっぱり今回は初期型dt50を復活させたいのでオリジナルのデザインにこだわってみようかと思います

というわけで、今回は久しぶりにカッティングシートの自作をやってみましょう〜(๑و•̀Δ•́)و!!

用意するのは、ロゴのもとになる写真を加工したデーターと、カッティングシートとカーボン紙

まずはカーボン紙でカッティングシートに転写して

フリーハンドでカッターナイフで切り抜きます

若干歪んでますが、DTの文字が出てきました

今度は切り抜いた赤いカッティングシートを、黒いカッティングシートの上に貼り付けまして

これもまた、フリーハンドでふちどりを切り抜いていきます

そして、手作りステッカーの完成!!、o(*>▽<*)o

カッティングシートの値段なんてタカが知れてるので、自分でデカールを自作するとほとんどタダみたいなもんです

現代の人達だったら、パソコンにデータを読み込んでもっとグラデーションかけたり、綺麗なステッカーを作るんでしょうね〜。ですが、ワタシは昭和生まれのおっさんなもんで、手作業で作っちゃいます。細かいデザインは厳しいですが、昔はこんな感じにオリジナルステッカーをよく作ったもんです。

古いデカールをよ、今までありがとう!!!
古いデカールをよ、今までありがとう!!!

というわけで、タンクの古いデカールを剥がして

凹んでた部分の塗料を剥離してサビを削って、そして、パテを盛ってから

乾いたパテを削って凹みを修正

そして、サーフェイサーを塗ってから上塗りをすれば塗装は完成

さぁさ、新しいデカールを貼り付けていきますよ~!!

塗装前のガソリンタンクの写真を元に位置決めをしていきます

こんな感じでしょうか??

ここからが緊張の作業です。特に純正の「YAMAHA」ステッカーは粘着力がやたらに強いので、貼り直しがききません。かといって躊躇してるとズレたりシワになってしまうので、位置決めは繊細に貼り付ける時はスパッと一気に貼り付けます

そして、お次は自分で切り抜いたDTのデカール

しっかり貼り付けてから表面のマスキングテープをはがせば…

出て来ました。ヤマハDTの新デカール

お帰りなさい!DT50~!!! 。゜(´∩ω∩`)゜。

最後に脱脂をしてからクリア塗装すればガソリンタンクの完成です

塗りっぱなしの研磨もなしの状態ですが、ここまでつやつやになってくれました

というわけで、DT50の外装部品の塗装が完了です!!

昔ながらの原始的な方法ではありますが、カッティングシートを使ったオリジナルデカール作りは今も昔も変わらず、時間と根気さえあれば誰でもオリジナルデザインを作ることができます

よかったら、皆さんもチャレンジしてみてください♪

初期型DT50のレストア、いよいよ次回は車体完成編となっていきます

今回もご視聴ありがとうございました~!!!!

(YouTubeへのリンクです)→ 外装パーツのDIYペイント♪ ガソリンタンクの凹みをパテで直して デカールも手作りしちゃいます≪ヤマハ DT50初期型レストア計画 seazonⅡ⑭≫

元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

はじめまして!「DIY道楽」のテツと申します。「無いものは作る」という父の教えと、道楽者の血筋の母に育てられ、思いついたものを片っ端から作る人生を歩んできました。小さな頃から工具を握り、家の中の何もかもを自分の手で修理・改造してきました。 趣味は、古くなったオートバイや自転車を見つけては、レストアして新たな命を吹き込むこと。この趣味が、DIYスキルをさらに磨く助けとなっています。また、週末には自転車や徒歩で旅をしながら、新しいアイデアを見つけることも私の大きな楽しみです。 お付き合いのほど宜しくお願いいたします!!

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