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【古いバイクはこれだから面白い】強引すぎるけどこうしないと直せない? パッソルのダストシール交換

DIY道楽のテツ元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

#旧車 #レストア #原付バイク
≪隣のパッソル君⑩≫ 旧車スクーター☆ぷちレストア ご近所さんの「ヤマハ パッソル」45年前の ビンテージ 原付スクーターをレストアしてます。今回はフロントフォーク|ダストシールの交換!溶接されていて分解できなかったフロントフォークのインナーパーツ。これじゃダストシール交換できないじゃん?と思ってたら天の声(フォロワーさんからのアドバイス)が!!「温めてネジ込めばおK」とのこと。こりゃ~やってみないとっ! チカラワザは得意分野です♪の巻。

(YouTubeへのリンクです)→  ≪隣のパッソル君⑩≫これどうやって取り付けるの?フロントフォークのダストシールの交換方法が強引すぎた・・・!(ヤマハ パッソル ぷちレストア)

どもども、DIY道楽 テツです。
旧車スクーター「ヤマハパッソル」ぷちレストアの10回目。
今回は、フロントフォークダストシールの取り付けです。

かれこれ46年も前のバイクですが、いまだに、フロントフォークのダストシールが新品で出てきます。

新品で買えるのはありがたいんだけど、実はちょっとした問題が…

先日、フロントフォークのオーバーホールを行いました。オーバーホールと言ってもグリスアップしただけ。というのも、インナーチューブ上部にカラーが溶接してあって、スプリングやスライダーが分解できなかったのですよ

非 分 解 式 ! !

そんなことがあるのかと思ったのですが、古いバイクではわりとよくあることをだそうで。つまり、長く乗ることを最初から想定されてないってことなんですね~ ・・・おい、マジか。

インナーチューブの上の方は部品がくっついてるし、下の方はプレスでぺっちゃんこになってる上に、左側フォークに至っては長い「丸棒」もくっついていたりで、見る限りはどう考えてもダストシールが交換出来ないと思ってました

だけど、新品部品が単体で出てくる・・・

つまりは交換ができるということ!!

交換方法について、フォロワーさんが教えてくださいました

「温めればなんとかなります(*•̀ᴗ•́*)و」

…と。

温めれば

なんとかなる

つまり、それって・・・

強引にねじ込むってことですか(๑º口º๑)!!

いやいやいや・・・

かなり細いダストシールなので、こんな太い所を通したら破れちゃうのでは?

あわよくば通れたとしても、伸びてしまって、せっかくのグリスが漏れるのでは??

などなど、不安がいっぱいありますが、でも現実問題としてこれ以外取り付け方法が見当たらないのでとりあえずやってみることにします

まず、お湯の中にダストシールを入れて

可能な限りやわらかくしておきます

インナーチューブにはシリコンスプレー

こちらも可能な限り滑りを良くしておきます

ダストシールにもシリコンスプレーを吹き付けて、いざ右側のフロントフォークからトライ!

さすがにそこそこの抵抗がありますが、強引に押し込んでみる

すると ・・・ 意外とスルッと通りました

よし、右側のフロントフォークはクリア!

次は難関の左ですね

右側同様、ツブシ部分をクリアして、差し掛かるのは、丸棒!!

これは流石に押しても押しても通れない

試しに回してみても通らない

最後は切れるの覚悟でマイナスドライバーでこじって

それでも行かないので

本当に力技グイグイねじってみました

そうしたら…

いきなりスポッと丸棒通過!!

やったー  \\(∀)//

途中、明らかにヤバい形状に伸びてましたが

最終チェックしたところ、ゴムが切れてる訳でもなく

伸びてしまった様子もありませんでした

さすがは純正…

安物の社外品だったら一発アウトだったかもしれません

何はともあれ、フロントフォークの組み立てが無事完了

また、筆法完成に近づくことができました

アドバイスをくれた皆様に感謝です、ありがとうございました!!

(YouTubeへのリンクです)→  ≪隣のパッソル君⑩≫これどうやって取り付けるの?フロントフォークのダストシールの交換方法が強引すぎた・・・!(ヤマハ パッソル ぷちレストア)

元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

はじめまして!「DIY道楽」のテツと申します。「無いものは作る」という父の教えと、道楽者の血筋の母に育てられ、思いついたものを片っ端から作る人生を歩んできました。小さな頃から工具を握り、家の中の何もかもを自分の手で修理・改造してきました。 趣味は、古くなったオートバイや自転車を見つけては、レストアして新たな命を吹き込むこと。この趣味が、DIYスキルをさらに磨く助けとなっています。また、週末には自転車や徒歩で旅をしながら、新しいアイデアを見つけることも私の大きな楽しみです。 お付き合いのほど宜しくお願いいたします!!

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