【組み立て難易度が高すぎるよ!】ハンドルパイプの中に配線通すって正気ですか?≪46年前のスクーター≫
#バイク #レストア #原付スクーター
≪隣のパッソル君⑬≫ 旧車スクーター☆ぷちレストア ご近所さんの「ヤマハ パッソル」45年前の ビンテージ 原付スクーターをレストアしてます。作業も後半戦!ブレーキケーブル、アクセルワイヤー、電気配線、ハンドルパイプの中にケーブル通して、ヘッドライト周り、そして外装部品! ちょいと強引かつエレガント(?)に組み立てて参りますよ~
(YouTubeへのリンクです)→ こりゃ難しいぞ? 苦戦だらけの【パッソル☆ジャングル】組み立てっ!不器用なオッサンにはちーと厳しい作業です≪隣のパッソル君⑬≫
皆様、こんにちは、DIY道楽のテツです
ヤマハ パッソル君レストア第13回目
今回は、いよいよ本格的な車体組み上げに入ります
46年も昔のスクーターだけあって随所に今では見られない構造が見受けられるのですが
これは今となってはかなりレアな構造ではないでしょうか
これ、実は・・・
ハンドルパイプの中を電気配線が通ります!
ハンドルパイプです
太くないです
むしろ細いくらい
そんな細いパイプの中を
右ウインカー
左ウインカー
ライトのスイッチ などなど…
何本の配線を通すのです
なるほどなるほど、女性のためのスクーターということで見た目スッキリ、さっぱりした外見にするための裏には、こんな鬼畜な構造があったのですね
なんて感心してる場合じゃない
どう考えてもこれ、分解することはできても、元に戻すのはかなり困難です
1本だけならまだしも、何本ものコードが束になっているので、1本1本通すなんてほぼ不可能
となるとまとめて通すわけですが、そのまままとめちゃうとギボシ端子の部分が太くなりすぎてパイプの内径を超えちゃうのですよ
誰だこれを設計したのは… ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
とか言っていて、もしょうがないので作業開始です
まずは配線をビニールテープで束ねます
全部同じ場所でまとめると太くなってしまうので
ギボシ端子を少しずつずらしながらできるだけ細くするように束ねました
そんでもって、次に登場するのは針金
専用工具もあるのですが、こういった複雑な形状の時には、形状を記憶できる針金の方が却って便利だったりします
まずは、針金を先に通して・・・
針金に配線を括り付けて
針金を引っ張れば、スルッと配線が通る… なんて、そうは問屋が卸しません
引っかかる
引っかかるのですよ!!
単なるパイプならともかく、ステーやらなんやらを溶接しているので、それが裏側に出てるみたい
そんなこんなで悪戦苦闘の1時間…
電気配線を損傷することもなく、なんとか通すことができました…
古いバイクというのは、その技術的な面で過渡期にあったのでメーカー毎にあらゆる工夫を凝らしてそりゃもう個性豊かな構造になってます
そんな中で淘汰されて、今あるような構造に落ち着いているのですが、こうして古いバイクをいじくっていると今では考えられないような苦労をすることがあります
まぁ、それが楽しいのですが(笑)
そんなわけで、パッソル君もだんだんと形になってきました
次回はいよいよ最終回!
一気に仕上げて参りますよ~!
今回もご視聴ありがとうございました♪
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