（YouTubeへのリンクです）→ 【またエンジン不動になった】悲報！修理したハズの「ズーマー」が戻ってきました･･･

おおお～

勇者ズーマーよ

死んでしまうとは情けないっ！！！！

･･･

どっかで聞いたセリフですが、思わずそんな言葉が出てきました

クランクベアリングの焼き付き

ジェネレータの破損による、ヒューズ切れまくり事件

サスペンション固着による、自分の腰ぶっ壊れ事件

数々の伝説（？）を作り上げたズーマーも無事にカスタムを完了して、持ち主であるマネージャーのもとへ巣立っていった　･･･　はずだったのですがががが！！！

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一本の電話で状況が一変しました

「普通に走ってたんですけど、突然エンジンが止まっちゃいました～･･･」

おおう。

なんてこった。

レストアして、カスタムまでしたズーマー君が帰ってきました～！

いや～　　･･･怖い！

何が怖いって、先のレストア作業やカスタム作業で「何かやらかしている」予感しかしないからです

またクランクベアリングの焼き付きや、ジェネレータ破損なんかしてたらもう直す気力もクソもないわけですが　･･･　突っ立っていてもしょうがない。さっそく原因を究明しましょうか！

まずは、イグニッションをＯＮにします

キーを回すと、コッコッコッと、燃料ポンプが動くこと

エンジン始動状態から停止して、まだ燃料ポンプが動くということは「ヒューズ切れ地獄」ではない！　というわけで、ジェネレータはシロ！

次にスターターを回してみます

スターターボタンを押すと、ストトトッと軽快な音

スターターは無事動いています。エンジンは始動しないけど

でもこれで、スターター系はシロ！　

そして、スターター回してもキック踏んでも異音はないので、クランクベアリングの焼き付きも無さそう

どうやら、単純に火が入らないだけの様子

でもそれってばつまり、これまでにない新しいトラブル発生ってことでしょうか！？

マジか～　と思いつつも、外装パーツを外してエンジンや電気ハーネスをむき出しして、キャブレター内のガソリンをチェック

ドレンボルトを緩めるとガソリンが出てくるので　･･･　燃料タンク、燃料ホース、燃費ポンプはシロ！ですね～

最後は火花と圧縮チェックなのですが、プラグを外して火花チェック

そしてここで･･･　火花が飛びませんでした

原因を発見しました～！　火花不良！！　

火花が飛ばない理由として、ＣＤＩ（ズーマーの場合はＥＣＵ）を疑ったのですが、いやいやいや、まずは基本のイグニッションコイルでしょ？ってことでチェックしたら　･･･

･･･あ

わかっちゃった

イグニッションコイルの配線が外れているだけでした～！！

この、イグニッションコイルの配線が外れた原因を調べてみると、ロングホイールキットを組付けたのが直接の原因だった模様です

まず、ステーがサスペンションの動きと共に上下するわけですが、これがイグニッションコイルギリギリのクリアランスだったことがひとつ。そしてもうひとつとしては、ロングホイールベース化されていることによって、純正の通りの配線の取り回しではどこかにテンションかかっていて、徐々に配線が引っ張られていたことが二つ目の原因ではなかろうかと思われます。

つまり、走っているうちに配線が引っ張られて、端子が浮き上がっていたところにサスペンションが衝撃でフルボトムして引っ張り＆ステーへの接触で外れて火花が飛ばなくなってエンジンが沈黙した、･･･と！！

配線を繋いで、スターターを回したら、あっさりとエンジン始動！！

今回の反省と教訓

カスタムの難しさを思い知らされ経験でした～･･･！

改造とはつまり純正が持つ車体バランスを崩すことなので、マニュアル通りに組んでも今回のようなトラブルを引き起こす可能性があるってことですね、とてもいい勉強でした

改造した部品だけでなく、その周辺のパーツへ及ぼす影響をイメージして、より広い範囲でのトラブル予測をするこということを学びました～！！

皆さんも、カスタムするときはお気をつけください～！！

今回もご視聴ありがとうございました♪

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