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バイクカウルの割れ補修、アクリサンデーで5分で完了!

DIY道楽のテツ元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

バイクのカウルが割れちゃった!そんな経験はありませんか?バイクのカウルはABS樹脂製のものが多く、転倒や立ちゴケなどの衝撃で割れてしまうことがあります。割れてしまったカウルをそのまま放っておくと、見た目が悪くなるだけでなく、振動で割れが広がったり、走行中に部品が落ちたりする危険があります。

そこで今回は、バイク屋さんに教えてもらった、アクリサンデーを使った簡単なカウル補修方法をご紹介します。

アクリサンデーとは?

アクリサンデーは、アクリル樹脂を主成分とした接着剤です。透明度が高く、接着部分が目立ちにくいのが特徴です。また、溶着に近い強度で接着するため、割れや欠けなどの補修に適しています。

アクリサンデーを使ったカウル補修方法

接着面の汚れや油分を落とす

割れ目や周辺の汚れや油分を、パーツクリーナーやアルコールなどでよく洗い流します。

アクリサンデーを注射器に移す

アクリサンデーを注射器に移します。容器の蓋はこまめに閉めるようにしましょう。

割れ目にアクリサンデーを注入する

割れ目にアクリサンデーを注入します。バラバラになるものを接着する場合は、器具でしっかり固定をするか、マスキングテープなどで仮固定をすることをおすすめします。

数分間固定する

アクリサンデーが固まるまで、数分間固定します。理想は5分間です。

嘘みたいにくっつきます。

アクリサンデーの注意点

アクリサンデーは揮発性が高く、すぐに固まってしまうので、作業は素早く行いましょう。

アクリサンデーは強力な接着剤なので、誤って塗ってしまった場合は、すぐに拭き取ってください。

まとめ

アクリサンデーを使ったカウル補修は、非常に簡単で予想以上に強度も高い方法です。割れや欠けなどのカウルトラブルにお困りの方は、ぜひ試してみてください。

(YouTubeへのリンクです)→ 【バイク屋さんに教えて貰った、バイクのカウル補修の裏技】ABS樹脂のフェンダーをシッカリ溶着する!!(アクリサンデー接着剤)

元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

こんにちは!DIY道楽のテツです。 父から「無いものは作る」精神、母からは道楽者の血を受け継いだ47歳二児の父です。 趣味は古いバイクや自転車をレストアして新たな命を吹き込むこと!バイクや自転車(特にママチャリ)、車のレストア、改造、修理、メンテナンスを楽しんでいます。また、何かを育てたり維持管理するのも好きなので、家庭菜園や掃除もやっています。 DIYは金属加工、100ボルト溶接、木工、家のリフォーム、工具の使い方など幅広く取り上げます。高価な工具も良いですが、コスパの高い百均(100円ショップ)の工具の使い勝手もレビューしていきたいと思います。お付き合いのほど、よろしくお願いします!

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