Yahoo!ニュース

キャンピングカーをDIYで作るメリットデメリットとは?

DOCUMENT [ドキュメント]車中泊で旅をするバンライフ夫婦

みなさんこんにちは、夫婦でハイエース車中泊旅をしているDOCUMENTと申します!近年、旅の楽しみ方が変わってきたことで、キャンピングカーの購入を考えている人も多いのではないでしょうか?しかしどうしても他の車に比べると高くて手を伸ばしにくいのが現状。そんな中で今増えつつあるのがDIYで作るキャンピングカーです。私たちは去年トラックベースのキャブコンを自作しました。今回はキャンピングカーを作ったからこそ感じたメリットデメリットをお伝えしていきます!

メリット

1. 値段が安い

キャンピングカーの購入相場と比べると、中古キャンピングカー購入相場の半分くらいの値段に抑えることができます。ちなみに私たちのキャブコンは、車体費込で230万円でした。中古車が400〜500万円くらいなので、大体半分くらいの費用で抑えることができました。

2. 自分たちの好みにアレンジしやすい

キャンピングカーというと、どうしても内装が決まりきったものが多く、自分でアレンジしにくいのが現状です。その点自作をすれば、自分たちの思うように壁や窓の位置まで全て決めることができます。自分の理想がある方にとっては、自作するメリットは多いと思います。

3. 車への理解が深まる

車に自分たちで手を加えていくことで、車の細部構造がだんだんとわかるようになってきます。そうすることで、ちょっとしたトラブルにも慌てずに対処できるようになります。

デメリット

1. 構造変更が大変

DIYで作る自作キャンピングカーの一番のデメリットは車検。私たちは完成後、構造変更をして無事1ナンバーから8ナンバーにすることができたのですが、それでも2ヶ月ほど時間がかかりました。しっかりと下調べをしないと、完成してから構造変更に通らず公道を走れなくなってしまう可能性も。何が必要なのか、何をしたらアウトなのかを、先に確認してから作業をすることをお勧めします。ちなみに構造変更が面倒くさいという方には、構造変更しないで作る方法があります。例えば軽トラの荷台に箱を建てる軽キャンタイプなどは積載物として認識されるので、構造変更の必要はありません。

2. 車に手を加えることで、自体を悪化させる可能性がある

しっかり下調べをしてから車に手を加えないと、いつの間にか触ってはいけない場所に触れてしまっていたり、1のように車検に通らなくなってしまったということも。わからない部分は専門の人に任せることも時には必要です。

3. 時間と労力が奪われる

やはりどうしてもDIYでやると時間と労力は予想以上に使います。私たちが1.5トンのトラックをキャンピングカーに改造した時は、半年以上作業してようやく完成しました。すぐに乗って旅に出たい!という方には向いてないかもしれません。

以上、メリットデメリットをお伝えさせていただきました。ぜひ参考にしてみてください!

車中泊で旅をするバンライフ夫婦

ビデオグラファーの旦那とデザイナーの嫁で、全国を車中泊車で旅しながら、ドキュメンタリーを撮り続けている夫婦です。

DOCUMENT [ドキュメント]の最近の記事