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【ホラー映画紹介マンガ】《映画/輪廻》「呪怨」の巨匠監督が送る!前世の謎解きサスペンス邦画ホラー!

土井聡士漫画家/イラストレーター

不定期更新にも関わらず、本記事をご覧になって下さっている皆様に感謝申し上げます。2024年度も何卒よろしくお願いいたします。

さて今回は、以前紹介したホラー映画「予言」「感染」に引き続いて制作された、「Jホラーシアター」系列の第3作品目を漫画コラム形式でお届けします。

より同シリーズの作品について理解を深めるためにも、過去記事も合わせてご覧頂けると幸いです。

【第一話 予言】を読みたい方はこちらから

【第二話 感染】を読みたい方はこちらから

☆本記事は、映画の核心に迫るネタバレを避けるために、あえて大まかにご紹介させて頂いております。このコーナーが読者の皆様の「内なる興味」を引き出すきっかけとなれば幸いです。

【映画/輪廻(2005)】 歴史に残る凶悪事件!解き明かすべきではなかった前世の真相!

今回ご紹介する映画「輪廻」は、先述の通り「Jホラーシアター」シリーズの流れをくむ作品です。内容としてはタイトルからも察せられる通り、人間の輪廻転生にフォーカスしたホラー映画です。

今回の物語は、女優の卵「杉浦ナギサ」が主人公!

また、輪廻転生にまつわる怪奇に迫るサブ主人公「やよい」の動向にも目が離せません。

・「ナギサ」「やよい」が目の当たりにする前世の正体とは
・「いにしえの大事件」は何がきっかけで起こったのか
・終盤に訪れる悲劇の展開とは?

漫画形式でお楽しみ下さい。

【漫画】映画『輪廻』を大まかに紹介!

【解説】映画の見どころ&補足〈筆者の感想〉

この映画の基本情報は以下の通りです。

1.東宝「Jホラーシアター」シリーズ第2弾(3作品目)
2.映画「呪怨」を手がけた清水崇氏が監督・脚本

本作品は、公開された2005年に「東京国際映画祭」の特別招待作品としてもノミネートされました。

作品の特徴としては、同系列のシリーズ作品と同様に「日本独自のテイストが色濃く反映された伝統的ホラー」であることが挙げられます。

「輪廻転生」にまつわるホラー作品は数多くあれど、ここまで直球に真正面から輪廻というテーマにフォーカスした映画は他にないように思われます。

【映画/輪廻(2005)】個人的評価

映画「輪廻」の個人的評価としては以下の通りです。

《怖さの度合い》★★★☆☆(ある程度ホラーに耐性がある人におすすめ)
《理由》一部残酷描写アリ+無慈悲な展開が随所に見られるため

上記に関して1点補足なのですが、前作(前記事参照)で取り上げた作品「感染」と恐怖レベル自体は同じ「星3」とさせて頂きましたが、総合的に見て本作の方がまだホラー耐性のない人でも余裕を持って楽しめる映画であるかなと感じました。

・「心臓に悪い」と言った場面は比較的少ないこと
・「感染」と比べショッキング度は控えめであること

上記2点を鑑みるに、本作品はややもすると「悪趣味」と言った印象を抱かれる映画にならないようにと、絶妙な調整がなされているのではないかと思います。

とはいえやはり残酷描写は随所にあり、ラストも救いようがない結末であるため、心して視聴することをおすすめします。

実は「Jホラーシアター」シリーズの映画は合計6作品あり、本作の後に

・第4作目【叫】/2007年公開
・第5作目【怪談】/2007年公開
・第6作目【恐怖】/2010年公開

と続き、以上をもって完結します。

興味を持たれた方は過去紹介作品と合わせてチェックされることをおすすめします。

【終わりに】

今回の記事はお楽しみ頂けましたでしょうか。

今後も定期的に、価値あるホラー映画特集をお届けしてまいります。

もしご覧になられた方の中で「この映画を取り上げてほしい」といったお声がありましたら、筆者にご意見お寄せ下さいますと幸いです。

最後までお目通しいただき、ありがとうございました。

次回もよろしくお願いいたします。

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漫画家/イラストレーター

漫画家/イラストレーター(名古屋市在住・富山出身)名古屋芸術大学卒。 現在作家として視点を改め、気持ち新たに活動中。 記事テーマ(紹介作品)のリクエストも受け付けています。

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