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【冬の北海道】秘湯の丸駒温泉、サウナ付き貸切風呂で「ととのう」だけでなく心穏やかになれました

どめ工房夫婦キャンパー/ブロガー

こんにちは!旅行やキャンプ情報をブログやSNSで発信している、どめ工房のゆきです。

新年早々、冬の北海道という極寒を覚悟しつつ、旅行に行ってきました!

札幌市内に2泊3日の予定が、気ままに旅するうちに2泊目が急遽、千歳市の支笏湖畔にある丸駒温泉に変更に。

レンタカーで札幌市内から運転すること1時間弱……

だんだんと道路脇に除雪されている雪も高くなっていきます。

雪道の運転は緊張しました
雪道の運転は緊張しました

北海道は大阪と比べ太陽の位置もかなり低く、雪への反射でとにかくまぶしかったです。

スリップなど細心の注意を払いながらの運転は、夫にお願いしました。

そして、やってきました支笏湖!

「ようこそ支笏湖へ」の「へ」がほとんど雪に埋もれています
「ようこそ支笏湖へ」の「へ」がほとんど雪に埋もれています

札幌市内で乗ったタクシーの運転手さんには、市内から支笏湖へ向かう運転では、

・雪道の峠を越えないといけない
・地元の人はスピードを出してる
・シカも飛び出してくるから注意

などのアドバイスをもらいつつ、かなりおどされました(笑)

そして……

突如、目の前に現れたシカの親子?
突如、目の前に現れたシカの親子?

いました!シカ!!

もう数分で丸駒温泉旅館に到着というところだったので、ホッとしかけたその時でした。

かなりテンションが上がってしまいましたが、この日も翌日もたくさんシカを見たので、帰路につく新千歳空港ではすっかりシカのことが好きになっていました。

支笏湖畔には温泉旅館はいくつもあるのですが、丸駒温泉旅館は他の温泉旅館から離れている一軒宿です。

「男はつらいよ」のロケ地にもなりました
「男はつらいよ」のロケ地にもなりました

さて、前置きが長くなってしまいましたが、いよいよサウナ付き貸し切り風呂のご紹介です。

「丸の湯」「駒の湯」という名称で、2つあります。

・丸の湯…サウナ付き貸切風呂
・駒の湯…露天風呂付き貸切風呂

私たちが借りたサウナ付きの「丸の湯」が4,400円、サウナなしの「駒の湯」が2,750円で、それぞれ利用時間は50分です。

「丸の湯」の内湯がこちら。

源泉かけ流しで入る前から温泉のにおいに癒されます
源泉かけ流しで入る前から温泉のにおいに癒されます

浴室内は温泉独特の硫黄のにおいがしていて、まさに源泉!って感じがします。

こちらももちろん気持ちよかったのですが、限られた50分という時間でまずはサウナ!

扉を開けると冬の北海道、ただでさえ気温が低い湖畔、さらに夜。

裸だとめちゃくちゃ寒かったですが、目の前に樽型サウナがあるのですぐ入れます。

HARVIAのバレルサウナ
HARVIAのバレルサウナ

スーパー銭湯などでサウナは入りますが、貸し切りのサウナは初体験です!

今回は2人でしたが、大人6人は入れる広さでした。

足を投げ出して座ることもでき、本当に贅沢なひととき。

セルフロウリューができます
セルフロウリューができます

HARVIA(ハルビア)というサウナブランドや樽型サウナのことをバレルサウナと呼ぶことも、今回の記事執筆で初めて知りました。

「プライベート空間だし、木のにおいは落ち着く〜しあわせ〜」

などど思っているうちに、もう制限時間いっぱいになりかけていました。

本当に50分だと全然足りないです。

窓からは夜の支笏湖と、湖の向こう岸の明かりがポツポツと見えました。

窓からの眺めを独り占め
窓からの眺めを独り占め

はしゃいでしまい、何度もサウナの扉を開け閉めしたので、なかなか温度が上がらなかったのが失敗。

じんわり熱くなって来た頃はもう帰る時間でした。

セルフロウリューのバケットとラドル
セルフロウリューのバケットとラドル

セルフロウリューももちろん初体験でしたが、ヒーターの下に説明書きがあったので安心です。

温度計・湿度計もついています。

写真はありませんが、15分の砂時計も設置されていました。

周囲からの喧騒もなく本当に静かな貸し切り
周囲からの喧騒もなく本当に静かな貸し切り

サウナといえば水風呂とセットで初めて「ととのう」ことができますよね!

「丸の湯」は最初にもお伝えしましたが、サウナ付き貸し切り風呂なので、サウナ用の露天”水風呂”がこちらです。

露天”水風呂”
露天”水風呂”

サウナ後の身体は温まっていましたが、さすがに冬の北海道の露天水風呂に浸かる勇気はなく、手桶で少し水を浴びた程度で終わりました。

主に写真で状況をレポートしてきましたが、本当に丸駒温泉の貸し切り風呂でのサウナは最高です。

貸し切り風呂の利用経験は何度かあるのですが、サウナ付きというのはめずらしいと思います。

冬の北海道、秘湯と呼ばれる場所の湖畔、澄んだ空に輝く星など、とても貴重な体験ができました。

最後になりましたが、丸駒温泉のその他の情報もお知らせします。

朝食では支笏湖の湖水を使った水も飲めました。

朝食会場から臨む支笏湖と支笏湖の飲料水
朝食会場から臨む支笏湖と支笏湖の飲料水

目の前に見える湖の水を飲んでいると思うと、なんだか不思議な感覚です。

また、貸し切り風呂ではなく大浴場は朝に撮影タイムがあります。

時間は朝風呂が終わった後の9時10分〜30分です。

この時間帯は、服を着た状態で浴場に出入りすることができる撮影用の時間です。

撮影した写真はこちら。

湖と露天風呂の水位は同じ
湖と露天風呂の水位は同じ

天然露天風呂の案内書きもあります。

まさしく秘湯と呼ぶのにふさわしいですね。

たくさんの撮影者がいました
たくさんの撮影者がいました

今回、あらかじめ予定していたわけではなく訪れた支笏湖でしたが、本当に素晴らしい場所でした。

交通の便が悪く、行き来しにくいからこその【秘湯】ですが、温泉のためだけに長い距離を移動して行く甲斐があります。

楽しかった支笏湖ともお別れ
楽しかった支笏湖ともお別れ

丸駒温泉や貸し切り露天風呂、プライベート空間でのサウナの雰囲気は伝わりましたでしょうか?

これから千歳・支笏湖氷濤まつり(外部リンク)やさっぽろ雪まつり(外部リンク)などもあるので、ぜひ冬の北海道に足を運んでみてくださいね。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

夫婦キャンパー/ブロガー

【どめ】と【ゆき】がキャンプに役立つ知識から旅行・おでかけ情報までをお届け。アウトドア派で登山も大好き。キャンプの推しブランドはmont-bellで、愛用テントはクロノスキャビン。どめは、木工やレザークラフトのDIYが得意。ゆきは、ヨガやブログを書くのが好き。

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