Yahoo!ニュース

【東近江市】今年は一般見学もOK! 800年以上も続く奇祭「伊庭の坂下し」は、5月4日に開催予定です

どうのるも地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

琵琶湖の内湖である伊庭内湖から近く、水辺景観が日本遺産に、そして農村景観が重要文化的景観に選定されている伊庭。

その町内の一角、繖山にある繖峰三神社では、800年以上も「伊庭の坂下し」という神事が催され続けています。

近江の奇祭のひとつに数えられている伝統の行事であり、繖山の山腹から麓にある鳥居まで三基の神輿を引きずりおろされます。

毎年5月4日に催されてきましたが、新型コロナウイルス感染症が滋賀県内にも蔓延したことで2020年、2021年と開催が見送られ、昨年は3年ぶりに開催されたものの、その規模は縮小していました。

今年2023年も5月4日に開催が予定されており、本来は三基である神輿が一基となる予定ではありますが、一般の方々の見学も許されております。

12時から始まりますので、興味のある方は5月4日に繖峰三神社までお出かけしてみてはいかがでしょうか。当日は天候に恵まれ、神事に関わるすべての方々が怪我なく終えられるよう、無事をお祈り申し上げます。

なお、神事の呼称・表記に関しては「伊庭祭の坂下し」や「伊庭坂下し祭り」や「伊庭の坂下し祭り」など、多少の差異があります。ここでは「伊庭の坂下し」に統一しています。

【伊庭の坂下し】

開催地

滋賀県東近江市伊庭町34-1

開催日

2023年5月4日

電話番号

0748-42-0362

(※伊庭町自治会事務所のもの。受付時間は以下の通り)

月・水・金:9:00~15:00

火・木・土:9:00~12:00

地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

かつて「そこを制する者が天下を制する」といわれた近江国。聖徳太子ゆかりの地であり、数多くの太子伝説が今に残る東近江市。そして安土城や観音寺城など、戦国時代の城跡がある近江八幡市。そんな歴史深き故郷の文化や伝統、美味しい食べ物や飲み物、楽しいレジャーや賑やかなイベントなどなど……至らぬところばかりの若輩者ではございますが、皆様に諸々をお伝えする一助となれれば幸いにございます。

どうのるもの最近の記事