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【東近江市】入場無料で、今年で19回目となる「文拳の会 弘誓寺絵画展」は、9月24日まで開催中!

どうのるも地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

五個荘金堂地区の一角にある浄土真宗大谷派の寺院「弘誓寺」を会場として、2023年9月17日から「第19回 文拳の会 弘誓寺絵画展 古刹と絵画/美のコラボレーション」がスタートしました。

「お寺とは何のためにあるのか?」を人生のテーマのひとつとしておられる、弘誓寺の御住職。もちろんお寺とは仏の教えを聞くための場所ですが、長い歴史を持つ弘誓寺は湖東一帯のランドマーク的な存在といえます。

ならばこそ、地域の方々をはじめ、人々のためになりたいと御住職がお考えになった結果、弘誓寺はこの絵画展のように無料で楽しめる様々な催しの場になっています。

13時30分頃から始まった開会式では、文拳の会の会長、弘誓寺の御住職、そして国画会の石井豊太氏らが挨拶をなされました。

例年、秋分の日を前にスタートする弘誓寺絵画展は、時に台風の猛威に悩まされることがあります。事実、昨年は開催時期にちょうど台風が襲来していたのですが、今年は幸いにして準備中も開会式当日も天候が荒れることはなく、爽やかな風が吹いていました。

来年で20回目を迎える弘誓寺絵画展。文拳の会の会長さんは、挨拶にて「来年は今年以上のものにしたい」と語っておられました。

関西在住の作家7名が制作した現代絵画が、2023年9月24日まで展示されています。

御堂以外では、ちょうど昨年(2022年)の今頃に工事が行われた井戸(いわゆる手水舎)にも、フラワーアートが置かれています。前回も足を運ばれた方は「そういえば1年前は工事中だったなぁ」と、時間の経過も感じられることかと思います。

※2022年の模様
※2022年の模様

個性豊か、方向性の異なる作品が並んでいるので、歩みを進めるごとに新鮮な心地になります。

鮮烈な色合に絵に目を奪われる方、あるいは心の奥底を表現しようと描かれたモノクロな絵に心惹かれる方、好き好きは個々それぞれであると思います。自身が「好きだ」と思える作品と出会いに、弘誓寺までお出かけしてみてはいかがでしょうか。

入場料や観覧料は無料です。

【第19回 文拳の会 弘誓寺絵画展】

開催地

滋賀県東近江市五個荘金堂町615

開催期間

2023年9月17日~9月24日

9時~16時まで

(※最終日のみ15時まで)

電話番号

090-4649-9667

地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

かつて「そこを制する者が天下を制する」といわれた近江国。聖徳太子ゆかりの地であり、数多くの太子伝説が今に残る東近江市。そして安土城や観音寺城など、戦国時代の城跡がある近江八幡市。そんな歴史深き故郷の文化や伝統、美味しい食べ物や飲み物、楽しいレジャーや賑やかなイベントなどなど……至らぬところばかりの若輩者ではございますが、皆様に諸々をお伝えする一助となれれば幸いにございます。

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