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【東近江市】70年続く年頭行事、初恵比須祭。福餅撒きで賑わい、様々な縁起物が並ぶ吉兆頒布も実施

どうのるも地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

JR能登川駅の東口から徒歩で5分程度の位置にあるおやしろ、能登川神社(能登川恵比須宮)。

2024年1月9日と1月10日の2日間にわたって、こちらでは伝統の年頭行事である「初恵比須祭」が催されました。
初恵比須祭は初日の1月9日が宵ゑびす神事で、翌日の1月10日が本ゑびす神事となります。ここでは1月9日の様子をお伝えいたします。

開催を前に、1月8日には多くの雪が降りましたが、幸いにして長引くことはなく、天候に恵まれました。

初恵比須祭は能登川恵比須宮奉賛会によって催される祭事であり、商売繁盛、五穀豊穣、家内安全、交通安全などが願われます。
奉賛会の方は「70年続く地域の伝統行事であり、福餅撒きが始まると境内はより一層盛り上がります」と仰っておられました。

事実、福餅撒きが始まる午後4時を前に、本殿前には大勢の参拝者が集い始め、にわかに活気づいていきました。
中には「もっと前に行って、前に」「後ろはウチらがカバーするから」などと作戦会議を行う、元気なお子様たちの姿も見られました。

参道では縁起物の販売(吉兆頒布)も実施されており、熊手や小判などが多数用意されていました。

とても気の早い話になりますが、興味をひかれた方はまた来年の年頭に能登川神社に詣でて縁起物を買ったり、福餅をゲットしたり、運気の向上をお祈りしたりしてみてはいかがでしょうか。

【初恵比須祭】
開催地
滋賀県東近江市垣見町798
主催
能登川恵比須宮奉賛会
開催日
2024年1月9日・10日
(※本年の催しは終了しました)

地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

かつて「そこを制する者が天下を制する」といわれた近江国。聖徳太子ゆかりの地であり、数多くの太子伝説が今に残る東近江市。そして安土城や観音寺城など、戦国時代の城跡がある近江八幡市。そんな歴史深き故郷の文化や伝統、美味しい食べ物や飲み物、楽しいレジャーや賑やかなイベントなどなど……至らぬところばかりの若輩者ではございますが、皆様に諸々をお伝えする一助となれれば幸いにございます。

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