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【HSPはうつ状態になりやすい!?】原因は生まれ持った「意外な」能力のため

精神科医しょう

精神科医/メンタルドクター

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こんにちは、精神科医しょうです。私は普段、精神科での外来を行い、インスタやvoicyにてHSP気質に関する発信を行なっています。インスタにも遊びにきてね(外部リンク)

今回取り上げるテーマは、繊細気質な人はなぜうつ状態になりやすいのかという点です。

誰しも気分が落ち込むことはありますが、HSP気質を持つ人は落ち込む頻度が高い傾向にあります。

なりやすい理由については生まれ持ったHSP特有の能力にあり、その点に注目すれば適する予防・改善を行うことができます!

HSPがうつ状態になる意外な能力のため

うつ状態になるのは外部から何らかの刺激を受けて起こることが多く、HSP気質の人は全体的に感覚面が鋭いので心が傷を感じやすいのです。

他人の心情を理解する能力・五感の機能が働きやすいと、外部から刺激を受ける危険性が上昇するようになります。

他人の心を読み解く力が高い

繊細気質の人が持つ特有の能力の一つは共感能力、他人の心を読み解く力が高いので自分のことのように他人の考えを察することが可能です。

心の状態を細かく読み解くことまでできるので、感情をあまり表に出さないので考えていることが分かりにくいタイプの人の心情も分かります。

他人の思考に気づきやすいと対応しやすいメリットがありますが、本人が隠している負の感情にも触れてしまうので自分の心まで引きずられるデメリットを持ちます。

繊細気質は五感の感覚も鋭い

体の基本的な感覚は見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れるの五感ですが、特有の能力としてこれらの感覚も鋭いです。

五感が鋭いデメリットには、次のような問題点があります。

視覚:視界に入る物を細かくチェックしてしまうので、普通なら視えない人の裏側や変化に気がつく。

聴覚:小さな雑音や人の話し声も聞こえてしまうので、気になって集中力が乱れる。

嗅覚:鼻につく人工的な臭いも嗅ぎ分けてしまうので、少しでも嫌な臭いが漂っていると気分が悪くなる。

味覚:舌触りや風味を感じやすいため、合わないと感じるものは口にしにくい。

触感:肌の直接触れる物の他に光など間接的に触れる物にも敏感なので、肌触りがチクチクした物や刺激の強い光を苦手とする。

五感によるデメリットが複合的に重なると、うつ状態を招く大きな原因であるストレスへと繋がります。

敏感すぎると心に大きなダメージを受ける

体の感覚機能が敏感すぎるとHSP気質の人は心に大きなダメージを受けてしまい、状況的にうつ状態へと陥りやすくなります。

ネガティブな情報を拾ってしまう

共感能力・視覚・ 聴覚の鋭さは周囲のネガティブな情報を拾ってしまい、自分の気持ちを下降させてしまうでしょう。

他人の心の痛みを感じてしまう、人の悪意や不快な気持ちになる場面を見てしまう、不安になる情報や自分に対してマイナスな評価を耳にしてしまうなどです。

ネガティブな情報は負の感情を伴う要素が多いため、繊細気質な人にとっては精神的に苦痛を感じやすいです。

常に気が張り心労が増える

感覚が鋭いと常に神経が刺激されて気を張ってしまい、精神的に休まる暇がないので心労が増えてしまいます。

体の疲労も心の余裕をなくしますが、心労の方がもっと心の余裕をなくしてしまうでしょう。

心にたまった疲れは増えれば増えるほどに、精神を追い詰める毒となります。

他人の否定的評価に怯えてしまう

敏感すぎて他人からの影響を受けやすいと、自分に対して否定的な評価がされないか怯えてしまいます。

失敗したら冷たい目で見られないか、自分を貶めるようなひどい言葉を口にされないかなど不安を持ってしまうのです。

自分のすること全てを他人がどう見ているか気になって、精神的な自由・自分に対しての自信が失われていきます。

HSPのうつ状態の予防・改善になる方法

HSP気質の人がうつ状態になって苦しまないようにするには、感覚面でうまく予防・改善してあげることが必要です。

他人の負の感情との接触を減らす

心をうつ状態にさせる一番の原因は負の感情なので、他人のそういった感情に振り回されないように接触の機会を減らしてください。

雰囲気からして怒り・悲しみ・不満を抱えていると分かる人には、決して近づかず見て見ぬふりをするようにしましょう。

繊細な人は性格が優しく気になってしまうかもしれませんが、他人の負の感情で傷つきたくなければ背を背ける強さも要ります。

五感に受ける刺激を和らげる

五感に受けるストレスを予防するには、感覚の刺激を和らげる方法がおすすめです。

視覚・触感の刺激を避けるためにサングラスをつける、雑音が耳に入らないようにイヤーマフをする、肌触りが合わない服は着ないようにするだけでもだいぶ違います。

嗅覚に関しては良い香りがする物を携帯して、気になる臭いがした際に良い香りを嗅ぎ緩和させましょう。

太陽光が気になるようであればカーテンを引き、体に当たる光の強さを弱めるようにします。

自分をリラックスさせる

自分の心と体をリラックスさせてあげることは、メンタルヘルスを守る上で欠かせない方法です。

好きな食べ物を食べる、お風呂に入って1日の疲れをとる、たっぷり寝て良い睡眠をとる、自然の多い場所を散歩するなどあなたに合うやり方でリラックスしましょう。

うつ状態になったら悪化させないようにする

現代社会の生活で全く落ち込まない生き方はできませんが、うつ状態になったら悪化させないように気をつけましょう。

きちんと対応して病気になってしまうことを防ぎましょうね。

うつの状態は早めの対処が必要

傷つきやすい HSP気質の人にとってうつの状態はよくあることかもしれませんが、慢性化すれば悪化しやすいので早めの対処が必要と認識しましょう。

予防・改善になる方法を実践して身につけることにより、良い変化が見られるようになるはずです。

まとめ

本日はHSP気質の方がうつ状態になってしまう原因について解説しました。

いかがでしたか、思い当たるところもあったかもしれませんね。

感覚の鋭さなどを和らげる方法を取れば、状態は予防・改善して精神的な辛さに苦しまなくなれます。あなたの気持ちが少しでも楽になることを願っています♪

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あなたの気持ちが楽になりますように♪

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