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HSPは要注意?自律神経のバランスを乱す行為とは!?

精神科医しょう精神科医/メンタルドクター

こんにちは、精神科医しょうです。

自律神経失調症の大まかな要因としては「生活習慣の乱れ」「ストレス」「ホルモンバランスの影響」があげられます。

ホルモンバランスの乱れは、特に女性に多く生理周期や更年期などが影響しているものと思われます。

思い当たる場合は婦人科を受診し、身体的な原因がないか医師に相談するようにしてくださいね。

ホルモンバランスの乱れが原因ではない場合は、さまざまなストレスが自律神経に影響を及ぼしていることが考えられます。

特にHSPは自分の感情を出すことが苦手だったり、自分に降りかかっているストレスを抱え込んでしまったりなど、上手く対処していくことが苦手な傾向があります。

そこで今回は、自律神経失調症とHSPとの関係性についてまとめてみたいと思います。

自律神経失調症かどうかは自己判断しない

自律神経失調症になると、心身にさまざまな不快な症状が表れます。

吐き気や下痢などの胃腸症状に加え頭痛やめまい、微熱などの複数の症状が表れることも少なくありません。

また、不安や心配、抑うつ状態などの精神的につらい症状が続くこともあるため、症状を長引かせないためにも早期の治療が必要となります。

しかし、自律神経失調症に限らずどんな病気でも自律神経症状が表れるため、他の大きな病が隠れている可能性もあります。

自己判断はせず、必ず医療機関を受診し医師の診断を得てから適切な治療に専念するようにしてくださいね。

HSPがやってしまう自律神経失調症の発症リスクを高める行為とは?

自分の気質が自律神経失調症につながっているとすれば、何とかして発症リスクを低減させたいと思うのではないでしょうか?

ここでは、HSPがやりがちなNG行動についていくつか考えてみました。

順番に見ていきましょう!

・常に不安や心配事を抱えている

不安や心配は心の中にあるだけでストレスになりますよね。

しかも、四六時中、頭の中から離れないとなれば、食欲が無くなったり、眠れなくなったり、意欲が無くなり気持ちが落ち込んでしまいます。

HSPは生真面目で几帳面、責任感が強い傾向から、平穏な時ですら先々のことを考え、不安やリスクを感じてしまいがちです。

不安を感じた時には、とにかく「今、ここ」に意識を向けるようにしてみましょう。

・誰からも嫌われたくないと思ってしまう

HSPは職場や学校で誰とでも上手くやっていかなくてはならない!と強く思ってしまうところがあります。

人から嫌われたくない、良く思われていたいという思いが強く、自分の正直な気持ちを言い出しにくい傾向があるのではないでしょうか。

たしかに、誰とでも仲良く平和に暮らせたら人間関係のストレスは無くなります。

しかし、現実的にはそのようなことは不可能ですよね。

人間関係がつらい、しんどいと感じた時は「嫌いな人は嫌いだ、みんなを好きになる必要は無いのだ」と、ある程度開き直って考えることも大切です。

自分を大切にしてくれる人、幸せな気持ちにしてくれる人を大切にする方が、きっと心が満たされるハズです。

・マイナスの記憶ばかりを思い出す

何度振り返っても過去は変えようがないのですが、過去の失敗や後悔を引きずってしまう方が多くいます。

そのことで自分を責め、自己嫌悪に陥ったり、自信を喪失したりで気持ちの上で不安定な状態を自分で作ってしまいます。

しかし、ネガティブなことを思い出す行為はストレスを抱え込んでいることに他ならないため、自律神経のバランスが乱れてしまいます。

心の中にネガティブな過去が湧きおこったら「それを考えてどうするのか?」「そのことは、自分のタメになるのか?」と自問自答してみましょう。

むしろ失敗は自分を大きく成長させるものでもあるため、気持ちを切り替えてポジティブにとらえるように心がけてみてはいかがでしょうか。

・一つのことに集中して周りが見えなくなる

HSPは一つのことにとらわれると、一息つくことも忘れて没頭してしまうこともあります。

また、仕事においても絶対に手を抜いてはいけない!と自分自身に責任を負わせて全力で取り組むため、どれだけ定時で仕事を切り上げても身も心もクタクタになっているという方も多いのではないでしょうか。

仕事に対してそれほどの責任感と意識を持つことは、素晴らしいことですがやり過ぎは禁物です。

まばたきもせずパソコンの画面を見つめて入力作業をしたり、同僚から話し掛けられているのも気が付かずに作業に没頭したりしている時間が長ければ長いほど、心身に負担を掛けてしまいます。

まとめ

今回はHSPの性格傾向からうかがえる自律神経を乱す行為についていくつかまとめてみました。

普段から考え方やとらえ方、仕事への意欲を少しだけ弱めてみると心に余裕が生まれ、自律神経のバランスが整いやすくなるかもしれません。

HSPのみなさんにとって、今回の内容が参考となり自律神経失調症になるリスクの軽減につながると嬉しいです!

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精神科医/メンタルドクター

HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪

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