Yahoo!ニュース

犬のしつけでやってはいけない「飼い主の行動」10選

ドッグトレーナー/金倉高志犬のしつけ教室【ドッグキャッチ】

犬との暮らしは、愛犬の困った行動が少ないほど楽しい時間が増えます。

犬のしつけをするために、頭に入れて日頃から気を付けておきたい点について10個のポイントをピックアップしましたのでチェックしてみてください。

【後になって叱る】
【後になって叱る】

後になって叱る

犬の短期の記憶力は10秒も持たないと言われています。ですので、いたずらしたことを後から叱ったところで、何に叱られているか、犬にはわかりません。うちの犬は叱ると反省します。という方もいらっしゃいますが、それは叱られていることにしょぼくれているのであって、何に怒られたかは分かっていませんのでご注意ください。

【抱き上げて避ける】
【抱き上げて避ける】

抱き上げて避ける

犬が苦手なことを、なんでも抱き上げて避けてしまうと、克服するエネルギーが無くなってしまいます。ただ、抱っこすることで危険を回避することが出来る場合がありますので、様子をよく見て、抱っこは使い分けてみてください。

【コマンドを連呼する】
【コマンドを連呼する】

コマンドを連呼する

犬にものを教える時には、はっきりとした短い言葉で分かりやすく伝えることがポイントになります。コマンドを連呼してしまうと、どういうコマンドなのかがわかりにくく犬が迷ってしまうので気を付けてあげてください。

【失敗したのにほめる】
【失敗したのにほめる】

失敗したのにほめる

出来ていないことをほめてしまうと、何が正しいのかを理解することができないので気を付けてください。

【高い声で楽しそうに叱る】
【高い声で楽しそうに叱る】

高い声で楽しそうに叱る

この様子は、むしろほめている状態になりますので、叱っていることにはなりません。

【呼ばれたら飛んでいく】
【呼ばれたら飛んでいく】

呼ばれたら飛んでいく。

要求ぼえは、コミュニケーションの様に感じて喜ぶ方もいらっしゃいますが、生活の中で結構困ることが多いので、出来るだけさせないことをお勧めします。

【名前を呼んで叱る】
【名前を呼んで叱る】

名前を呼んで叱る

生活の中で、犬に注意をしたいときについつい使ってしまいがちですが、名前には楽しいイメージが付いた方が良いと思います。出来れば、叱るときは他の言葉を用意してあげてください。ていうか、まぁ、叱らないように生活できるのが一番ですけどね。

【呼びこんで嫌がることをする】
【呼びこんで嫌がることをする】

呼び込んで、嫌がることをする

呼ばれて、飼い主さんのところに行ったのに、犬にとって嫌なことが用意されていたら、だんだんと呼んでも来ない犬になってしまいます。呼ばれたら、犬にとってお得があるんだよ。という事を教えていきましょう。お手入れなどを嫌がる場合は、さりげなく捕まえてから、始めるようにして見て下さい。

【他の犬と比べる】
【他の犬と比べる】

他の犬と比べる

前に飼っていた犬は、こんなに悪い子じゃなかった。という方がいらっしゃいますが、犬にも個性があります。比べることは意味が無いのでお気を付けください。

【暴力は絶対ダメ!】
【暴力は絶対ダメ!】

暴力

仲が悪くなってしまうと、犬との暮らしが楽しくなくなってしまいますのでお気を付けください。

これらのことに気を付けるだけでも犬のしつけがぐんと進みます。

今回はテキストで詳細をお伝えしましたが、ポイントだけを分かりやすく動画にしているのでぜひこちらもご覧ください。

【犬のしつけでやってはいけないこと 10連発】

犬のしつけ教室【ドッグキャッチ】

「犬のしつけは絶対に楽しい!」を合言葉に、東大阪市でドッグキャッチしつけ教室を運営しています。愛犬と一緒に頑張る犬のしつけ教室です。ドッグトレーナー歴20年以上の経験を活かし、愛犬との暮らしがさらに楽しくなるような情報を発信していきます。YouTube【犬のしつけチャンネル/金倉高志】では、犬のしつけや犬との暮らしについて動画配信していますので、そちらもぜひご覧ください。TV東京{テレビチャンピオン犬通選手権で優勝}を始め、テレビやラジオ出演も多数あり。

ドッグトレーナー/金倉高志の最近の記事