「愛犬がくるくるターンするのは、喜んでいるってことで合ってる？」

「喜んでいるならいいけど、何かの病気で回っていたら心配」

愛犬がターンしだすと、心配に思う人もいるのではないでしょうか？

わんちゃんは嬉しいときやターンするのが好きだからという理由で、ターンすることがあります。

しかし、ストレスや認知症で回っている可能性も...。

ここからは、どういう時に犬がターンするのかや病気の可能性について、解説します。

わんちゃんがくるくるターンするのは4つの理由がある

わんちゃんがターンするのは、以下の4つの理由が考えられます。

・嬉しい

・周りの安全を確認したい

・単純に楽しい

・お尻に違和感がある

嬉しいから

犬によっては嬉しい気持ちでいっぱいになったら、ターンする子もいます。

興奮すると犬は、尻尾を振ったりしますが、気持ちが高まっていてターンするのです。

・大好きな場所に訪れたとき

・大好きなおばあちゃんに会えたとき

これらの時に、嬉しくてターンするのです。

周りの安全を確認するため

トイレする時は、周りの安全を確認しようとします。

用を足す際は、一時的に動けないので、周囲に危険なものがないかを確認しているのです。

警戒して、安全なことが分かってからトイレをするのです。

動物としての本能なのでしょう。

単純に楽しいから

単純にターンするのが楽しくて、遊びの一環として回っている子もいます。

しっぽを追いかけるのが楽しかったり、ターンすることで楽しくなったりするのです。

・異常に長時間ターンする

・ターンする際に自分の尻尾を噛もうとする

これらの場合は、楽しいとは違う理由で回っている可能性があります。

自分のお尻に違和感があるから

お尻に違和感があるとき、異常がないかを確認するために回ります。

ただ、何周も過剰に回っている場合は、考えづらいです。

・トイレをした後

・お尻が痛い

など何かしらの違和感がある時に、回ります。

ターンするのは病気の可能性もある

ターンするのは、病気であることも考えられます。

考えられる病気は、以下の2つです。

心のストレスによるもの

ストレスを抱えすぎていることが考えられます。

・ストレスを紛らわしたい

・とにかく動いて発散したい

これらの時に回って、自分のストレスをどうにかしようとしているのです。

ストレスを抱えすぎている場合は、無駄吠えなどそれ以外にもストレスに伴う行為が見られることが多いです。

「環境の変化」や「スキンシップ頻度が減った」、「家族喧嘩が多い」などの時は、愛犬がストレスを抱えているのではないかと疑ってみましょう。

認知症によるもの

シニア犬であれば、認知症が原因の可能性があります。

10歳以上の高齢犬であれば、その可能性が高いです。

認知症であれば、他にも症状が見られます。

・狭いところに入って出られなくなる

・名前に反応しない

・夜泣きするようになった

・円を描くようにトボトボと旋回運動をする(ターンする)

・いつものトイレ場所でトイレできない

これらの症状も同時に見られた場合は、認知症の可能性が高いです。

シニア犬になってからターンするようになったのであれば動物病院で診てもらおう

シニア犬になってから、ターンする症状が見られるようになったのであれば、動物病院で診てもらいましょう。

早期発見で愛犬の認知症の進行を防げる可能性があります。

また、認知症の進行が進めば、飼い主さんのお世話の負担も増してしまいます。

病院へ行く前に、症状をメモしておきましょう。

・どんな時にターンするのか

・他に、最近になって見られるようになった怪しい症状

詳細に伝えることで、獣医師も症状を特定しやすいです。

まとめ

ターンするのは「嬉しい」「楽しい」からという場合もありますが、他のことが理由の時もあります。

愛犬を観察して、何をしたいのか・どうしてするのかを出来るだけ汲み取ってあげましょう。