愛犬が笑顔になるのはどんな時?どうして?理由・心理を解説
「犬が笑っているように見えるけど、これって喜んでるの?」
「犬が笑うのは嬉しいから、笑ってるの?」
犬がスマイルになっているとき、こちらもなんだか嬉しくなりますよね。
実は犬がスマイルになる理由は、複数あると考えられます。
いずれの理由にせよ、ポジティブな理由で笑っているので、それほど心配する必要はありません。
この記事では、どういう時にスマイルになるのかや嬉しいときにするサインを紹介します。
わんちゃんがスマイルになる理由って?
犬がスマイルになるのは、下の3つの理由が考えられます。
- 敵意がないことをアピールするため
- 落ち着いているから
- 飼い主の行動をマネしているから
敵意がないことをアピールするため
相手に対して、「ボク、敵意はないよ」ということをアピールするために、スマイルを見せます。
逆に敵対意識むき出しであれば、歯を見せて、唸ります。
相手に対して、敵意がないことを表現する手段として、スマイルになっているのです。
落ち着いているから
リラックスしている時にも笑顔を見せます。
犬と遊んでいて、微笑んだような表情を見せているのなら、リラックスしているのでしょう。
幸せで満たされている時に、気持ちが表情に表れて笑顔を見せます。
一緒にいることで、くつろげる気分になっているのでしょう。
愛犬と深い信頼関係を築いていると考えられます。
飼い主の行動をマネしているから
飼い主さんのことが大好きで、表情を真似していることも考えられます。
他にも飼い主さんのやることを真似しようとしたりする子もいます。
行動を真似することには、「飼い主さんのことを理解しよう」としている意図があるのです。
スマイルのときに見せる表情ごとの心理
スマイルのときに見せる表情ごとの心理は、以下の3つです。
- 歯を出して見せる
- 口角が上がる
- 目を細くする
歯を出して見せる
歯を出して見せるのは、「服従」を表現しています。
嬉しいから歯を見せるのはなくて、従おうとする気持ちの表れです。
服従の意味で歯を見せているときは、以下のようなボディーランゲージを見せることもあります。
・姿勢を低くする(またはお座りする)
・耳を伏せる
・尻尾を水平に振る
口角が上がる
・顔の緊張がゆるんでいる
・口元が少し開いている
これらの状態の時は、犬はリラックスしています。
顔や口の緊張がゆるんで、口角が上向きになっているので、笑顔のように見えているのですね。
ちなみに、犬同士が友好的な関係の時にも、同様の表情になります。
目を細くする
・目を細める
・瞬きをする
これらの時は、「敵意がないよ」という気持ちを伝えようとしています。
犬にとって、相手と長時間目を合わせることは、「警戒」や「威嚇」の意味を持っています。
ケンカする気はないと伝えるために、目を細めているのです。
その目を細める姿が笑って見えることもあります。
わんちゃんが嬉しいときに見せるサイン
犬が嬉しいときに見せるサインは、以下の3つです。
- ご主人の顔をなめる
- 高い声で鳴く
- しっぽを振る
ご主人の顔をなめる
飼い主さんに嬉しいという気持ちを伝えたいときに、顔をなめることがあります。
・散歩に連れて行ってもらった時
・褒められた時
・おやつをもらった時
これらの時に、顔をなめて、嬉しさを伝えようとします。
高い声で鳴く
嬉しさで、声を上げてしまう子もいます。
・上京して離れ離れになった家族が帰ってきた時
これらの時に、嬉しすぎて高い声を上げてしまうのです。
嬉しさを理由に高い声で鳴くときの特徴は、以下の2つ。
・甲高い声で鳴く
・短く数回鳴く
これら2つを満たす時は、嬉しさでつい鳴いてしまったと考えられます。
鳴くのが数回ではなく、繰り返し何回もなくのであれば、要求の可能性が高いです。
しっぽを振る
しっぽを高い位置で振っており、左右に動きが大きい場合は、本当に嬉しい時。
ちなみにしっぽは、嬉しいとき以外でも振ります。
興奮しているときに、尻尾を振るのです。
しっぽを低い位置で振っているときは、「不安」や「警戒」のため振っていると考えられます。
まとめ
犬がスマイルになるのは、
- 敵意がないことのアピール
- 落ち着いているから
- 大好きな飼い主さんのマネをしたい
これらの理由が考えられます。
スマイルになるのは、ポジティブな意味合いなので、心配する必要はありません。
今度、愛犬がスマイルになったときに、3つの内のどれが当てはまっているのか予想してみてください。