犬がこちらをじっと見るのはなぜ?どんなとき?見る理由とは?心理を解説
「さっきから、ずっと私のこと見てる。何か伝えたいことがあるのかしら?」
といった犬がこちらを見てくる理由を知りたい飼い主さん。
犬がこちらを見るのは、ポジティブな理由もネガティブな理由もどちらもあります。
犬が見てくる前後の接し方や表情で、おおよそ予測ができるので、ぜひ読み取ってみてください。
愛犬の気持ちを把握して、適切な距離を保ちましょう。
犬がこちらをじっと見るのはなぜ?
犬がこちらをじっと見る理由は、いくつかあります。
- 好きだから
- 要求・おねだりしている
- 警戒している
- 周りを見張って欲しい
- 緊張している
- 甘えたい
- 観察している
好きだから
見てくるのは、見る対象の人が好きだからです。
犬の表情が明るく、険しい表情でなければ、好意を持っているから見ていると考えられます。
好きだから、自然と見てしまっているのでしょう。
要求・おねだりしている
こちらをじっと見つめて、静かにしているのは、要求しているから。
おねだりするために、こちらを見て要求している場合があります。
- ご飯が欲しい
- おもちゃを取って欲しい
- トイレしたいから外へ行きたい
- 散歩に行きたい
- (食事中ならば)食べているものが欲しい
などの理由があると考えられます。
警戒している
見つめる対象が危険だと感じると、警戒のために見つめることもあります。
ただし、この場合は下のような仕草も見られるでしょう。
- 「ウー」と唸る
- 歯をむき出しにする
- 「ワン」と吠える
- 険しい表情をする
警戒中なので、近づくのはNG。
犬同士の見つめ合いは、敵意を向けている場合が多いです。
「じっと見つめる」行為は、威嚇していることがあるので注意が必要です。
周りを見張ってほしい
外でトイレをするタイミングで見てくるのであれば、周りを見張って欲しいというサインの可能性があります。
トイレ中は簡単に動けないので、周りを見張って欲しい合図です。
無防備になるので、守って欲しいのです。
この場合は近くで見守ってあげると、良いでしょう。
緊張している
- 緊張している
- 不安を感じている
これらの時にも、飼い主を見つめます。
叱った直後であれば、この可能性が高いです。
嫌なことをしたり、ちょっかいを掛けたりしたのであれば、すぐにやめましょう。
愛犬は遊びとは捉えていないかもしれません。
甘えたい
甘えたいという気持ちを表現するために、見つめることもあります。
これらの時は、口角が上がっていて、笑顔に見えることが多いです。
愛犬から飼い主として、信頼されている証拠と考えてよいでしょう。
接し方に大きな問題はないので、今後も良好な関係を築いていきましょう。
甘えたいのであれば、撫でてあげたり、遊んであげたりとスキンシップを取ってあげてください。
観察している
ほかのことをこなしている時に、見てくるのであれば観察していると考えられます。
- ご飯を出してくれるのかな?
- 何をしているんだろう?
- どこ行くんだろう?
など、飼い主に興味を持っているのです。
優しい犬であれば、飼い主を見守っているのでしょう。
こちら見てくるのは、ポジティブな理由の時と、ネガティブな理由の時があります。
考えられる理由は、いくつかあります。
- 敵対意識を持っている
- 人好きで、あなたに好意を抱いている
- おねだりしている(抱っこして、撫でてなど)
敵対意識を持っている場合は、表情がこわばっていたり、威嚇してきたりします。
笑顔で尻尾を振っているのであれば、敵意はないと考えられます。
敵対意識を持っているのであれば、尻尾が下がっていたり、まったく動かしていないことが多いです。
敵意を持っているようであれば、目を合わさないようにしましょう。
まとめ
この記事では、犬がこちらを見てくる理由を解説しました。
犬の心理を理解して、適切な距離感で接しましょう。