「愛犬が落ちている銀杏を食べようとしたけど、犬が食べてもいいの？」

秋の味覚とされている銀杏ですが、食卓に並ぶだけではなくイチョウ並木の道に落ちていることもあります。

そんな銀杏ですが、犬が食べると中毒症状を引き起こす可能性があります。

この記事では、犬と銀杏についての内容でご紹介します。

銀杏はわんちゃんが食べてはいけない食べ物

銀杏は犬が食べてはいけない食べ物です。

犬が食べると中毒症状を引き起こす｢メチルピリドキシン｣という成分が含まれているからです。

痙攣やてんかん発作などを引き起こす恐れがあるとされています。

また、｢メチルピリドキシン｣は熱に強い成分です。

たとえ、加熱した銀杏であっても犬に与えるのは避けましょう。

愛犬が銀杏を食べないようにするために飼い主さんができること

犬が銀杏を食べないようにするために飼い主さんができることをご紹介します。

・家で銀杏を食べる時はわんちゃんが食べないように気をつける

・銀杏並木の道を避けて散歩する

・落ちているものを食べないように覚えさせる

家で銀杏を食べる時はわんちゃんが食べないように気をつける

秋の味覚の銀杏をご家庭で食べる場合は、犬が食べないように保管場所に気をつけましょう。

また、食卓に並べた時にも犬が食べないように目を光らせる必要があります。

ご飯の最中は、犬を別の部屋に移動させたり、サークルの中に入れたりするなどの対応をご検討ください。

銀杏並木の道を避けて散歩する

犬が銀杏を食べてしまうケースは、散歩中の拾い食いが多いとされています。

そのため、最初から銀杏が落ちている可能性がある銀杏並木の道を避けてお散歩するのも対策の1つです。

銀杏並木の道を散歩コースから外すことにより、犬が銀杏を拾い食いする可能性は低くなります。

落ちているものを食べないように覚えさせる

銀杏以外にも、犬が落ちているものを拾い食いするのは危険です。

そのため、犬に拾い食いをさせないしつけをするのが良いです。

例えば、「まて」のコマンドを教えたり、愛犬の名前を呼ぶとこっちを見てくれるようにしつけたりすることで拾い食いを防ぐことにつながります。

ワンちゃんに銀杏を与えるのはNG

銀杏は犬に与えてはいけない食べ物です。

秋の味覚として食卓に並ぶだけではなく、銀杏並木に落ちていることもあります。

愛犬が食べないように拾い食いさせないしつけをするのが良いです。