愛犬にたけのこを与えても大丈夫?【春が旬の食べ物】
スーパーの店先に、美味しそうな筍が並ぶ季節になりました。
春に旬を迎えるたけのこを愛犬にも与えたいと思われていませんか?
結論から先にお伝えすると、たけのこは犬に与えても良い食べ物です。
しかしながら、与える際にはいくつかの注意点があります。
この記事では、犬にたけのこを与えることについての内容でご紹介します。
わんちゃんにたけのこを与えてOK
たけのこは、犬に与えても良い食べ物です。
とはいえ、生の状態のたけのこを犬に与えるのは避けましょう。
生の状態のたけのこは、犬にとって消化が難しいとされているからです。
また、シュウ酸という犬にとって有害な成分が多く含まれています。
そのため、犬にたけのこを与える場合は、茹でてアクを取り除き、柔らかくして与えるようにしましょう。
なお、子犬や老犬は、消化機能が未発達だったり低下していたりするためたけのこを与えるのは避けたほうが良いです。
犬にたけのこを与える際の注意点
わんちゃんにたけのこを与える際の注意点について、以下の内容でご紹介します。
- 与え方に注意する
- 与え過ぎないようにする
- 食物アレルギーに注意する
- たけのこの加工食品は与えない
与え方に注意する
犬にたけのこを与える際には、加熱して与えるようにしましょう。
加熱することで、柔らかくなり消化を良くする効果が期待できます。
また、シュウ酸などの有害成分を減らすために、茹でる際にアクを取り除くようにしましょう。
最後に、犬が食べやすいように細かくカットすると良いです。
ペースト状にすりつぶして与えるという方法もあります。
与え過ぎないようにする
たけのこは、100gあたり約2.8gの食物繊維が含まれています。
キャベツの100gあたりの食物繊維は1.8gです。
そのため、たけのこは食物繊維を多く含む食べ物であることが分かります。
犬が食物繊維を多く含む食べ物を摂りすぎると、下痢や嘔吐などの消化器系の問題を引き起こす可能性があります。
そのため、たけのこの与え過ぎには注意が必要です。
食物アレルギーに注意する
犬によってはたけのこで食物アレルギーを引き起こす可能性があります。
犬がたけのこを食べた時に下痢や嘔吐、かゆみなどの症状を見せた場合は、たけのこに対するアレルギーを持つ可能性があります。
初めて、たけのこを与える場合は、少量から始めて犬の反応を見ることを推奨します。
犬がアレルギー反応を示した場合は、与えるのをやめて、獣医師に相談するようにしてください。
なお、アレルギー検査を受けるという方法もご検討ください。
たけのこの加工食品は与えない
人間用に加工されたたけのこを犬に与えるのは避けましょう。
加工食品には犬に有害な調味料や塩分が含まれている場合が多いからです。
特に、塩分の過剰摂取は犬にとって危険です。
そのため、加工されたたけのこは犬に与えないようにしましょう。
たけのこは与え方に注意してわんちゃんにあげよう
たけのこは犬に与えても問題ない食べ物です。
しかしながら、生で与えるのは良くないとされています。
与え方に注意して、春が旬のたけのこを楽しんでください。
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