「じゃがいもは犬に与えても良い食べ物？」じゃがいもを犬に与えられるのか気になりませんか？

じゃがいもは、犬が食べても問題ない食べ物です。

ただし、与える際に注意が必要なこともあります。

今回は、犬がじゃがいもを食べられるのかについてご紹介します。

犬にじゃがいもを与える時の注意点

犬にじゃがいもを与える時の注意点についていくつかご紹介します。

• じゃがいもの芽に注意する
• じゃがいもを生のまま与えない
• 食物アレルギーに注意する
• 心臓や腎臓などに問題がある犬には与えない
• じゃがいもの加工食品は与えない

じゃがいもの芽に注意する

人が食べる時と同じように、当然ですがじゃがいもの芽は犬に与えてはいけません。

じゃがいもの芽や緑色をした皮の部分には、ソラニンやチャコニンなどの天然毒素が含まれています。

ソラニンやチャコニンは、犬が食べると下痢や嘔吐、神経症状、体調不良などの症状を引き起こす可能性があります。

じゃがいもを犬に与える場合は、芽が生えていないかを確認し、生えている場合は取り除くようにしましょう。

じゃがいもを生のまま与えない

犬に生の状態のじゃがいもを与えるのは避けましょう。

じゃがいもを生のまま与えると、犬が消化不良を引き起こす可能性があります。

嘔吐や下痢などの原因になる場合があるため、注意が必要です。

犬にじゃがいもを与える場合は、必ず加熱してから与えるようにしてください。

また、犬が喉に詰まらせないように小さくカットして与えましょう。

食物アレルギーに注意する

犬によっては、じゃがいもで食物アレルギーを引き起こす場合があります。

初めて犬にじゃがいもを与える場合は、少量から与えるようにしましょう。

皮膚のかゆみや下痢、嘔吐などのアレルギー反応が見られた場合は、与えるのはやめましょう。

そして、動物病院に相談することをご検討ください。

心臓や腎臓などに問題がある犬には与えない

心臓や腎臓などに問題がある犬にはじゃがいもを与えない方が良いです。

というのも、じゃがいもにはカリウムが含まれているからです。

腎臓に問題がある犬の場合は、カリウムを上手く体外に排出できずに、高カリウム血症になる可能性があります。

心臓や腎臓などに問題がある犬にじゃがいもを与える場合は、事前に獣医師に相談することをご検討ください。

じゃがいもの加工食品は与えない

犬にじゃがいもの加工食品を与えるのは避けましょう。

例えば、ポテトチップスやポテトサラダなどが考えられます。

人間用のじゃがいもの加工食品は、犬にとって塩分や油分などが多過ぎるからです。

また、じゃがいも以外の食材を使っている食べ物には、犬が食べてはいけないものが含まれている場合があります。

わんちゃんにじゃがいもを与えてもOK

じゃがいもは犬に与えられる食べ物です。

とはいえ、与え方や注意点などがあります。

犬にじゃがいもを与えたいという飼い主さんは、今回ご紹介した内容を参考にしてください。