【木更津市】遅咲きの桜が見頃を迎えています!鎌形の雌しべを持つ『鎌足桜』の伝説とは?
こんにちは!
房総生まれ房総育ちのママライターendang(えんだん)です。
今回ご紹介するのは、木更津市矢那周辺に植樹されている『鎌足桜(かまたりざくら)』。木更津周辺で生まれ育った私も知らなかったのですが、矢那の高蔵寺(こうぞうじ)には、木更津市指定文化財でもある鎌足桜の祖株があるそうですよ。
実はこんなにじっくり鎌足桜を見たのは初めてだったのですが、何重にも重なった淡いピンクの花びらがとてもステキでした!
2023年4月11日時点の開花情報と、鎌足桜の特徴や伝説をご紹介します♪
遅咲きの桜『鎌足桜』の特徴
『鎌足桜』は遅咲きの桜のヤマザクラの一種で、4月上旬から下旬にかけて開花します。
つぼみは紅色ですが、花びらが開き始めると淡いピンク色になり、八割ほど開花したときに雌しべが中花に変化して二段咲きとなります。
ソメイヨシノとは違い、若葉の新芽が先に芽吹くため、新緑の葉と優美な花のコントラストも楽しめますよ。
そして、雌しべの先端が鎌状に曲がっているのも鎌足桜ならではの珍しい特徴です。
『鎌足桜』の伝説とは?
『鎌足桜』には、名前の由来として語り継がれている伝説があるんです。
大化の改新で有名な「藤原鎌足」と木更津に、こんな縁があるなんて私も知りませんでした。
『鎌足桜』は今週末にかけて満開になりそう♪
今回4月11日に訪れたのは、「かずさ1号公園(鎌足さくら公園)」と「矢那川ダム公園」。
木によっても異なりますが、5分咲きから8分咲きになっていました♪
ここ数日暖かくて天気も良いので、この週末には満開になりそう!
矢那川ダムには、サトザクラなどほかの品種のサクラも植えられていて、遅咲きのサクラたちが見頃を迎えていますよ♪
ぜひ遅咲きのサクラのお花見を楽しんでみてください〜!
『鎌足桜』を見られる場所
鎌足桜は実ができず、挿し木による苗木の育成が難しいため、なかなか増やすのは難しいそうです。
接木による苗木育成によって少しずつ増やしていますが、活着する確率が低く、大量に育成するのは難しいとのこと。
そんな貴重な鎌足桜を見られる主なスポットは以下のとおりです。
- 高蔵寺
- アカデミア公園
- かずさアカデミアホール
- 鎌足さくら公園
- 矢那川ダム公園
- 鎌足中学校
- 鎌足小学校
- 鎌足公民館
- 大田山公園
- 木更津市民総合福祉会館
ぜひこの時期ならではの、可憐で優美な鎌足桜を見にお出かけしてみてくださいね!
【木更津市鎌足桜保存会】
住所:〒292-0812 千葉県木更津市矢那899-1
TEL:0438-52-3111
公式サイト
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