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【2023】47都道府県「幸福度ランキングと年収ランキング」が面白い

こんにちは、えらせんです。
今日は「幸せ」について考え見ようと思います。

日本で1番幸せな都道府県はどこ?

僕はフリーランス8年目。
PCがあればどこでも住める状態です。

「いいなー羨ましい!」
って言われることもあるけど、
実際はどこでも住めるからこそ悩みます。

地元(山口県)にいると
「せっかくなのにもったいないのでは?」
と考えるし、

東京(恵比寿)に住んでたときは
「どこでもできるのにわざわざ家賃高いとこ住むのっておかしいよなー」
ってよぎることも多くありました。

で、多くの土地を転々としてみたのですが、
いまだにどこに住むのが正解か分かってません。

いまは沖縄のホテルを月契約して暮らしてますが、
これもいつまで続くかはわからない。
すぐ飽きるかも。

結局、転々としてると深い人間関係ができないので、どこかに腰を据えたい。でも、その決断するのは難しい。とりあえず先延ばししておこう、ってことで、いつでも移動できるホテル暮らしを継続してます。

そんなモンモンとした中、面白いデータがあったので、まとめてみました。

47都道府県「幸福度」ランキング2022

「ブランド総合研究所」というとこが出している「都道府県別幸福度ランキング」。これを見ればどこに住むのかいいのか、参考になるのでは?実際にどこの県がみんな幸せに暮らしてるのか?気になったので、まとめてみました。(見やすく改良)

おお、なんと、今いる沖縄が一位でした。
でも、、、、この並びを見て、ふとおもいました。

「あれ、年収ランキングと逆になってない?」

と。

というわけで厚生労働省が出してた「都道府県年収ランキング」を引っ張ってきました。

最も年収が高い都道府県はどこか?(年収ランキング2022)

さて、都道府県別の年収ランキングはこんな感じ。

幸福度では低い東京、神奈川が年収ランキングではトップに。
年収ランキングでは低い沖縄が幸福度ではトップに。(沖縄は2年連続1位)

これ、面白い結果じゃない?

沖縄が幸福度ランキング1位の理由を考えてみた

①暖かい気候が幸せにする
晴れてて暖かい日って、病みようがない。東北のランキングが低いことからも説得力は高い。

②コミュニティ感がある
沖縄には独特のコミュニティ感がある。モアイとかあって、地元の人同士がずーっと仲が良く、マズローでいうところの所属欲求が満たされやすいと言える。

③競争よりも人間関係を優先する
沖縄は、競争をしない。競争が激しくなく、消耗せずに働いてる人が多い印象。東京は逆に競争しすぎて消耗してるが多い印象。

こんなところでしょうか。

東京の小学生の中学受験率は50%というデータがある。(全国平均は10%)
子供のときから「競争を必要以上に煽られる環境」であることは間違いないでしょう。
大人になってからもステータス競争はずっと続きます。

また、隣の家に誰が住んでるか知らないのも当たり前。東京全体にコミュニティ感があるとは言えないでしょう。

とはいえ、「競争」というのは資本主義の根幹。だから競争しないほうがいいよーとは言えない。社会主義がいいよって話でもない。素敵なサービスも競争から生まれるし。

じゃあ、競争についてもう少し考えてみよう。

競争から得られる幸福度は比較できるもの

・お金
・社会的ステータス
・持ってるもの

これらの「所有することで感じる満足度」は、長続きしない。なぜなら比較できるものだから。

比較できる=すぐに変動してしまう

とも言える。

もちろん競争してるときの幸せは僕も理解できます。勝ってるときは楽しい。競争に勝とうと夢中になってる最中はドーパミンがでる。どばどばと。

でもみんなが勝つわけではない。というより、上は無限にいる。なので比べる相手次第ではトップ意外みんな負ける。下を見て自尊心を保っても、心の中では自分より上がいることを理解してる。だから終わることはない欲求。

仮に「勝った!1番だ!」と思っても、あとから抜かされることもあるし、持ってるモノを失うこともある。いつ崩れてもおかしくない、グラグラな幸福感といえる。

SNSで多くの「いいね」をもらうときもドーパミンがでる。でも、他人の幸せな写真をみて、不幸になる(ひともいる)。

結局、どれだけ勝っても終わりはない。

ずーっと勝負の世界にいれば、夢中のまま人生を終えれるかもしれない。しかし、歳をとって老人になって衰えたら、過去の自分に負ける。若い人にも負ける。

競争が終わったときに気が付くこと

だいたいの競争は終わった後に
「意外とどうでもよかったことかもなー」
って気づくことがある。

学生時代の部活でも、県大会で優勝でも準優勝でも大人になればその差はないに等しい。そのプロセスで身につけたことは大人になっても使えるけど。結果自体に意味はない。

飲み会の自慢話で使うくらいである。

ってなると、「あとからどうでも良くなる競争」に人生を使いすぎるものもどうなのかなって。隣の人より収入がちょっと高いからどうなんだと。もっと高い人が現れたら幸せじゃなくなんて脆すぎる。

そう考えると、儚い。

そんなものに人生を消費していいの?って感じしない?

競争で得るものが大事

ここまで競争を否定してるみたいになってしまったけど、僕が思うのは競争は一時的な快楽をもたらす。でも競争してる中で得た人間関係や自分の魅力はなくならない。

「競争しないと生きれないよー」という人は、自分が身につけた魅力に着目したらいいかもしれない。

競争のゴールは、順位じゃない。競争の中で得た価値観、信頼は長い人生でも裏切らない。幸福に直結するもの。

競争自体が悪いわけじゃない。目に見える結果が欲しくなるのは、仕方ない。

でもたまには競争をしながら、結果以外のところに目を向けるものいいじゃない?そうすると短期的ドーパミンと、長期的幸福が手に入るかも。

ハーバード大学の「人間の幸福と健康」

ハーバード大学で20億円と75年間かけた「人間の幸福と健康」っていう研究がある。

ここでは結論だけ書くけど、

IQも所有する富も、社会的地位も
幸せと関連性がなく
「いい人間関係」に影響される。

という、超シンプルすぎる結論が出たらしい。
(75年掛けた割には、物足りない感もあるけど笑)

結局は、他人に勝つよりも、他人を大事にすることが幸せになる近道ってこと。シンプルかつ、当たり前の結果ですね。人は人からしか幸福感を得られないから。目の前の人とマウントし合っても、本当の意味で仲良くなれないし。

幸福と年収論まとめ

素敵なサービスは競争から生まれるし、勝つために夢中になるのは楽しい。そうやって東京で頑張ってる友達もたくさんいるし、尊敬してる。

でも「ちょっと疲れたなー」ってひとは、
沖縄来てゆっくりしてみたら?(来てほしいだけ)

とにかく、
目の前の人を大事にすること。
それが幸せへの近道だね。

ps

あなたの幸福度は今何点くらい?
(インスタのDMで教えてね)

「世界をポジティブにする」をモットーに発信中。恋愛、人間関係、お金、全ての土台は思考法。コミュニケーション術や、心理学などを中心に執筆していきます。海辺でご飯を食べるのが好き。著書「一生使える言い換え言葉(ワニブックス)」

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