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危険な社会心理5選

こんにちは、えらせんです。

今回は「知らないと危ない社会心理」というテーマで話していきます。僕たちは集団の中で無意識のうちに影響を受けがちですが、そうした社会心理を知らずにいると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。ですので、今日は気をつけていただきたい社会心理を5つピックアップしました。

1:「社会的疎外感」が人を犯罪に走らせる

犯罪をしてしまう背景には、「仲間はずれにされた孤独感があった」という傾向があります。人は「孤立無援の状態」になると、極端な思考になりがち。犯罪者個人の責任とも言えますが、社会から取り残された人々に繋がりを作っていく支援も重要でしょう。

2:人は権威者に命令されると非道徳なこともする

有名なミルグラム実験では、被験者に「権威者」から虐待行為を命じられただけで、ほとんどの人がその命令に従ってしまいました。権威に盲目的に従うのではなく、自分で冷静に判断する習慣を持つことが大切だと分かります。

3:予言はそれを信じた人々の行動によって実現する

1976年、アメリカの新興宗教グループは、指導者の「世界が終わる」との予言を過剰に信じ込み、集団自殺を遂げてしまいました。このように、ある予言を盲信した集団では、皆がその予言を現実化させるような行動に走る傾向が見られます。

4:同意見の人が集まると思い込みが加速する

政治家や有権者が一堂に会すると、互いの意見や思い込みが極端化し、他の人たちとの対立が深刻化することがあります。考え方が同じ仲間との会話は、思考を狭くしてしまう可能性があり、多様な意見に意識的に耳を傾けることが大切です。

5:人は「おとり商品」があると非合理な選択をしてしまう

マーケティングの世界では、あえて高額な商品を並べておくことで、実は狙いの商品を買わせるテクニックが使われています。人は「得した気になる選択肢」があると、つい買ってしまうもの。心理テクニックにおどらされず、落ち着いて冷静に判断したいものです。

まとめ

このように、僕たちの判断は合理的ではないことが多くあり、ときに危うい選択をしてしまいます。社会心理の影響力を理解し、自分自身でしっかり判断する習慣を持つことが何より大切だと思います。みなさんも気を付けましょう。

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「世界をポジティブにする」をモットーに発信中。恋愛、人間関係、お金、全ての土台は思考法。コミュニケーション術や、心理学などを中心に執筆していきます。海辺でご飯を食べるのが好き。著書「一生使える言い換え言葉(ワニブックス)」

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