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【近江八幡市】湖魚ホンモロコをアウトドアで味わえる極上の缶詰め「HONMOROKO」

FUJICOCHEKiPON編集長(近江八幡市・東近江市)

こんにちは、CHEKiPON編集部のFUJICOです。

今回は、1970年創業、近江八幡の食文化を支えてきた湖魚を毎日真心込めて佃煮にする[近江佃煮庵 遠久邑」のお話。

明るく広々とした本店の店内の様子
明るく広々とした本店の店内の様子

ワカサギや小鮎、モロコなどの「琵琶湖八珍」を中心に、沖島の漁師が水揚げする旬の湖魚を、その日のうちに丁寧に加工して佃煮に仕上げる実力派の一軒です。

旬の湖魚には「新物」のシールが貼ってあるのでチェックしてみてください
旬の湖魚には「新物」のシールが貼ってあるのでチェックしてみてください

店に並ぶ佃煮はどれも程よい苦みが楽しめる逸品ばかりで、ご飯のおともにも、日本酒のアテにもぴったりなんです。つやつやと輝く贅沢な佃煮を、自宅で楽しめるのが嬉しいですよね。

ふなずしは食べやすいスライスと…
ふなずしは食べやすいスライスと…

さらに店内には、伝統的な発酵食品として知られる、琵琶湖産ニゴロブナを使った郷土料理“ふなずし”も置いています。

本格派のそのままがあります
本格派のそのままがあります

さて、「自分の暮らす土地ならではの食べ物が在り続けることは、帰る場所があることと同じ」そんな想いから美味しい佃煮をつくり続ける同店。

今注目は、びわ湖産本もろこをオイル漬けにした新商品です!!!

HONMOROKO缶詰1,080円
HONMOROKO缶詰1,080円

可愛い見た目の缶詰めにはなんと、湖魚ホンモロコがぎっしり詰まっているんです。香り高いオイルのキラキラと輝く様に、お腹が鳴りそうです。

2022年9月に販売がスタートしたこの缶詰め。“びわ湖を見ながら食べられるびわ湖のもの”をコンセプトに生まれました。素敵ですね。アウトドアに人気なのも頷けます。

アウトドア用品店や雑貨店などにも並ぶおしゃれな雰囲気と本格的な味わいが、アウトドア好きのクチコミで広がり、今では品薄状態に。…でも、もちろん本店では購入できる可能性が高いんでよ。

[ほか、お取扱い店]

Beetle 能登川、たなぼた(南草津)、よろこび屋(草津)、カットハウス モアアヴァンセ(近江八幡)、HIDE OUT(近江八幡ほか)、Dining kitchen Gift(近江八幡)、食堂ヤポネシア(近江八幡)、さざなみ酒店(彦根)、ここ滋賀SHIGA(大津)、川魚 のとよ(京都)、日本料理 櫻川(京都)

佃煮店が仕入れる湖魚に間違いはないものの、缶詰めづくりは初の試み。試作に2年を費やしました。

さらにこの缶詰めには、沖島の漁師を救いたいという裏テーマもあったそう。

コロナ禍で、飲食店が苦戦する中、遠久邑もその煽りを受けました。でも、漁師さんは魚を採らないことにことには生活が成り立ちません。そこで比較的日持ちする缶詰めなら、コロナ前と同様に仕入れてあげられると考えたそう。

「湖魚のある食卓」を守ることが使命だと語る代表の奥村吉男さん。漁師さんを救うため、湖魚をムダにしないため、そんな優しさもこの缶詰めに込められているんですね。それはそれは美味しいはずです。

本店
[電話]0748-32-7833
[住所]近江八幡市多賀町400
[営業]10:00〜17:00
[定休日]無休
[HP]https://okumura-tsukudani.com
八幡堀店
[電話]0748-33-1184
[住所]近江八幡市大杉町27
[営業]10:00〜17:00
[定休日]月曜休

CHEKiPON編集長(近江八幡市・東近江市)

CHEKiPON(チェキポン)編集&ライター。西の湖の畔に住み、珈琲と日本酒を愛する仕事人間です。歴史情緒あふれる八幡堀周辺、ヴォーリズ建築、古民家カフェなどが点在する近江八幡や、おしゃれで美味しいグルメスポットが豊富な東近江の魅力を、たくさんの人に届けたいと思っています。

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