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近江牛・和牛専門レストラン「寛閑観」が11月29日オープン!近江牛の名店が誇る美味を【近江八幡】

FUJICOCHEKiPON編集長(近江八幡市・東近江市)

こんにちは、CHEKiPON編集部のFUJICOです。

近江八幡で地域に愛される近江牛の名店が、新たにオープンさせた近江牛・和牛専門レストラン「寛閑観(かんかんかん)」 。なんと、本日11月29日水曜オープンです!

寛閑観(株式会社もりしま)について
滋賀県近江八幡で近江牛とその美味しさを受け継ぎ、伝え続ける老舗が、2022年に「寛閑観」の屋号を掲げ近江八幡の旧市街地に精肉店を開店。その後、東京都日本橋にある滋賀県の情報発信拠点「ここ滋賀」にて、レストランを監修・プロデュース。スタッフよし、ゲストよし、地域よしといった「三方よし」の考えを大切にながら、近江牛文化を発信し続けている。

「寛閑観」のコンセプトと肉へのこだわり

洗練されたモダンな空間が心地よいレストランのコンセプトは「火」と「肉」です。

料理によっては、中央ある「グリルステーション」で薪火を使って肉を焼き上げてくれます。“火”は癒やしや和みの象徴でもありますよね。

職人の技で焼き上げられる「肉」は、見た目からも美味しさが伝わってくるのはもちろん、薪の香ばしさをまとって五感を刺激する贅を尽くしたひと皿です。

ほかにも、近江牛・和牛専門を掲げる同社が誇る、質の高い赤身肉が中心のラインナップ。芳醇な甘みと香りにこだわるほか、口溶けのまろやかさも重視しているそう。近江牛の特徴でもある融点の低いものを選び、肉の繊維がきめ細やかに入った牛肉を選別しています。

厳選された肉の美味しさを最大限に表現する料理の数々に、寛ぎの時間を約束してくれる空間とは…とっても贅沢です。

実際のメニューは公式HPか、関連記事よりご確認ください。コースはもちろん、カジュアルな御膳やランチなど多彩なラインナップです。

「寛閑観」へ込められた想い

その不思議な響きが、一度聞いたら忘れられない「寛閑観」 。店名は「かつて“もりしま”と縁のあった美食倶楽部が、会員向けに発行していた月刊誌の名前なんです」と専務取締役の森嶋さん。それぞれの漢字がもつ意味も、近江牛・和牛専門レストラン「寛閑観」が目指す未来にぴったりとリンクしていたと言います。

「寛」寛容の心、寛ぎ・「閑」長閑な様子、閑静・「観」ゆっくりと物事を観る、悟る

その意味の通り、天井まで続く開放感たっぷりの窓からは近江八幡の田園風景と、比良山系が臨めます。“青々とした稲が見られる新緑の季節や稲穂が黄色に染まる秋、銀世界が広がる冬など、四季折々に移り変わる風景を楽しんでほしい”という、森嶋さんの想いが伝わってくる空間でした。

多彩な個室のひと部屋ひと部屋には、窓から見える景色をイメージさせる伝統色が部屋の名前として使われています。「若草」「月白」「茜」「橙」など、近江の自然への愛が感じられます。余談ですが…この文字は森嶋さんご本人が書かれたそうです!すごい!

「寛閑観を日常に溶け込む空間、お店にしたい」という森嶋さん。今回訪れたことで、料理の内容や価格設定、空間づくり、サービスなど随所にこだわりを感じました。今後はテラスでもグリルを楽しんでもらえるようにしようか…と、計画中なんだそうです。

「寛閑観」は県内外に近江牛文化と美味しさを伝えるのはもちろん、地元の人がちょっと憧れるおしゃれして行きたい一軒でもあり続けたいとのこと。そして気軽にも楽しんで欲しいのだそうです(欲張りですね)。

でもその言葉通り、どんなシーンでも活躍しそうな本当に本当に素敵な空間でした。昼も夜も、気軽に贅沢な近江牛・和牛を楽しみにぜひ足を運んでみてください。

寛閑観/かんかんかん
滋賀県近江八幡市東川町133-1
11:00〜15:00(LO14:30)、17:00〜21:00(LO20:00)
月曜休​(月曜が祝日の場合は火曜が定休日)
駐車場42台

CHEKiPON編集長(近江八幡市・東近江市)

CHEKiPON(チェキポン)編集&ライター。西の湖の畔に住み、珈琲と日本酒を愛する仕事人間です。歴史情緒あふれる八幡堀周辺、ヴォーリズ建築、古民家カフェなどが点在する近江八幡や、おしゃれで美味しいグルメスポットが豊富な東近江の魅力を、たくさんの人に届けたいと思っています。

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