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知らないと恥ずかしい!?オーリーって何?オリンピック開催前におさえておきたいこの言葉

藤井アニプロフリースタイルスケートボーダー

はい。
ということで、オーリーって何か?を解説していきたいと思います。

たぶん、若い方の大半は知っていると思いますが、僕くらいの年齢以降、徐々に認知度下がっていくこの言葉、先に答えを言ってしまうと、今回からオリンピック競技に採用されたスケボーの技の1つでジャンプする技のコトなんです。

あ、そう、わかった。

で、閉じないで!
せっかくなのでその原理くらいは理解しておくと、実際にオリンピック中継でみんなで見ているとき、

あれはなー、こういう風になってるからスケボーが浮くんやで!と言えたりしますよね(笑)
※オリンピック開催自体怪しくなってきていますが、、、

ということで簡単解説、行ってみましょう!

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スケボーのスケボーの始め方、簡単なトリックなども解説しています。

ってそんなこと語るこのオッサン誰?って方もいると思うので、、

スケボー34年やっています。フリースタイルの大会出場歴も多数、近年は練習会やスクール等で教えることもたくさんありました。去年はコロナ禍で機会が減りましたがオンラインのコンテストでマスターズクラス優勝!
フジイアニのプロフィール

オーリーでスケボーが浮く原理

はいと言うことで、簡単解説やってみます。多分、1分で理解できると思うんで、流し読みして、中継に備えてください(笑)

ちなみに最も基本の平地で行う場合の動きを解説します。

まず前足は真ん中あたりまで寄せておきます。理由はあとでわかります。

滑ってる状態で、深くしゃがみます。

ジャンプしながらテール(スケボーの後ろ側)を弾きます。
すると、スケボーの板が縦になりながら、ノーズ(スケボーの前側)に上向きの力がかかりながら上がってきます。

その上向きの力を利用してノーズを前足で押すようにしながらスケボーの挙動を制御して体の真下でスケボーが浮き上がるように調整します。

見本は50歳手前のオジサンなので、高く飛べてませんが、世界クラスになると1mの高さを超えるような方もいます。

ということで、これがオーリーといわれる技の原理です。

オーリーの難しさ

見ると簡単そうですが、蹴る方向、力の入れ方、前足の使い方、体の柔軟性、そもそものジャンプ力、前後左右のブレなど、、、何かが狂うと全くできなくなります。

4,5年やってても安定したオーリーが出来ませんというスケートボーダーの方もたくさんいます。

そのくらい難しいオーリーにさらに回転を加えたり、障害物の位置に調整したりと、見た目以上の超絶コントロールを行いながら技を繰り出しているんですよね。

そんな風に考えながら競技を見ることができればより楽しいと思います。

スケボーは年齢問わず楽しめる

ちなみに僕は昔はオーリー得意でしたが、今は全然高さが出ません。

じゃぁ、スケボーって若い人しかできないの?って言われそうですが、オーリー以外にもたくさんのトリック(技)があります。

スケボーに乗って滑るだけでもかなり楽しいです。

もしこの記事を見てやってみたいと思った方は、是非チャレンジしてみてください!
どうやって初めていいかわからないよって方は下記、ご参考です!!

プロフリースタイルスケートボーダー

フリースタイルスケートボード歴35年を超え、国内外のコンテスト受賞歴も多数の藤井アニ。国内最高レベルのトリックを武器に活躍する息子のYutaと共に普及活動しています。近年は多くのネクストジェネレーションを育てるべく情報を公式HPのFscomやYouTubeで発信中!練習会やスクール、コンテストも開催。子供はもちろん、大人になってからでも取り組みやすいフリースタイルスケートボードに是非チャレンジしてみてください!!

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