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わが子が教えてくれた、衣替えの楽しみと成功の秘訣

藤原友子

選ぶ暮らしラボ

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私は小中高の4人の子どもと夫と、いつもキレイじゃないけど、何かあればすぐ片づく家に生息し、だれかのマネではなく、自分で暮らしの正解を選べる人を増やす活動をしています。

さて、9月も後半となり朝晩ずいぶん過ごしやすくなりました。最高気温が25度を下回るとそろそろ衣替えを意識する人もでは出てくるのではないでしょうか。

でも衣替えは、めんどうな年中行事の1つ、と思っている人もいるようです。

そこで今日は、めんどうなイメージの衣替えも、とらえ方次第で、やり方も変わってくるというお話です。

「衣替え」のイメージが変わった長女の言葉

私には4人の子どもがいます。性別も好みも違う4人の子どもたちの衣類を管理するというのは本当に大変なことです。

これまで毎年6月や10月の衣替えの時期には、ひどく汚れているものは捨て、サイズアウトしたけど、これから下の子が着る予定のあるものや、来年も着る予定のあるものは保管し、

そして新たにこれから着るものを取り出してセットする、ということを繰り返してきました。

しかし、時間をかけ衣替えをした割には、いつの間にかサイズアウトしていた服が出てきたり、1年前は気に入って着用していた洋服も、1年経ってみると、好みではなくなっていたということが子どもでもあり、毎年憂鬱な作業でした。

しかし、ある時衣替えをしていると、当時小学校低学年だった長女が、私のそばに寄ってきて、自分のお気に入りの服を引っ張り出し

「あーこの服、大好きなんやー、また着れるんやなー!」と嬉しそうに言ったのです。

それまで、私は衣替えは、単なる大量の衣類の入れ替え作業、と思っていました。

どうしても家庭の中では女性がやることが多く、ただでさえ自分の衣類が多いのに、子どもの分もすることになると、

大切なこととはわかっていても、何となくやる気が起こらず、いつも先延ばしにしていたのです。

しかし、純粋に、自分の好きな服を着れるようになったことを素直に喜ぶ娘を見て、衣替えは、お気に入りの服との再会でもあるんだな、と思うようになったのです。

単なる入れ替え作業ではなく、「うれしい再会」となるために。

衣替えをお気に入りの洋服との再会と考えると、

●きっと来年の夏は、着ないだろうな、
●シミや汚れがある
●ちょっとくたびれた感じがする
●そういえばこの夏、着ることがなかったな
●あんまり、似合っていない、あんまり好きではない
●何だか着ると老けてみえる

このような服を、新たに出した秋冬物と入れ替えて、しまい込んだとしても、来年の夏まえにうれしい再会とはなりません。

すべての服が、うれしい再会とはならなくても、そうではない服は1枚でも少ない方が良いです。

そうするためには、夏の服を丸ごとしまいこむのではなく、1枚1枚洋服を手に取り、本当に来年も着たいか、着ることがあるか考えないといけません。

1枚1枚服を手にとることで、服についたよごれや傷みにも気づきやすくなります。

また、保管するか、手放すかどうするか迷うこともあると思います

だけど明らかに、好みではなかったり、汚れていたり、くたびれている服は、しまい込んでも、ただ収納スペースを占領するだけ。

もし今は、迷って判断できない服があれば、今度の夏が来る前の衣替えで、とりだすときにチェックすれば良いでしょう。

衣替えは、
しまう服は、来年も着たい服を。
取り出す服は、今から着たい服を、選び残していくもの。

これが、服とのうれしい再会になるための、衣替えの成功の秘訣です。

衣替えは、ゆくゆくはしない方向で考えたい。

自分の親が衣替えをしているのを見て育ったら、自分が独立し生活を始めても、衣替えはするものと思い、ずっと違和感なく続けている人もいると思います。

でもクローゼットなどの1カ所の収納に1年分の洋服が入っていたらこんなに楽な事はありません。

特に、今は体力があっても、何十年か後には体力が衰え、高いところから服の入ったケースを下ろしたりすることが大変になるかもしれません。

服に関わらず、肉体的にモノの管理が大変になる時期が必ずやってきます。

だからゆくゆくはしない方向、クローゼットやウォーク・インクローゼットなど1カ所に、所有している服が収まるように、

今から、衣替えで、ただ服を入れ替える作業を行うだけではなく、服を厳選することを習慣化し、自分に必要な服の数、自分の好みや似合う服などを理解しておく必要があるでしょう。

また、小さなお子さんを育てる家庭は、まだまだ衣替えが続くと思いますが、

いずれ子どもも独立したときには、服の管理である衣替えは自分ですることになるでしょう。

そんな時のために、今はぜひ子どもを巻き込んで、お気に入りの服との再会を楽しみながら、衣替えをしてみてはいかがでしょうか。

大人がこれまで気づくことのなかった視点が見つかるかもしれません。

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