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今がラストチャンス!梅雨入り前の先手家事リスト7

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

沖縄や奄美はすでに梅雨入りしました。私の住んでいる大分県は梅雨入りはまだですが、ぐずついた天気が続いています。

梅雨というと

洗濯物が乾かない  カビが発生する食中毒の心配  気分が憂鬱   髪の毛がまとまらない  

など嫌なことしか思いつかず、気分が晴れず家事がはかどりません。そこで今日は梅雨入り前にやっておくとよい家事7選を紹介します。

その1、家じゅうの換気

晴れて空気が乾いている日には、部屋の窓だけでなく普段なかなか開け閉めしない納戸など開けっぱなしにし風を通しましょう。

ベッドのマットレスは、軽いモノなら壁に立てかけ、重いマットレスなら少しずらし、下に何かを置き片側を上げるだけでもよいです。

その2.衣替え

夏物への平均的な衣替えの時期は6月上旬ですが、なるべく晴れて空気が乾いている日に終わらせておきましょう。

ただ季節は一気に変わるわけではありません。厚手の上着をしまう代わりに、半袖の服を出したり、入れ替えましょう。厚手の布団をしまう場合も、梅雨入り前の晴れた日が最適です。

その3、正しい防虫対策

衣替えの時に、防虫対策も同時にできるとよいです。しまう服は必ず一度洗ってからしまうようにしましょう。

防虫剤を使う時の注意点は、

★効果は上から下に届くので、防虫剤は衣類の上に置く 
適量を守る(たくさん入れても効果は同じ)
有臭系防虫剤は併用注意!(防虫剤の箱に書いている注意書きは守ろう)

衣類に付く虫は、シルク、ウール、カシミアなど高級な繊維が好物です。大切な衣類を守るために防虫対策は必要です。

その4、湿気対策

晴れた日には、家じゅうの窓や服の入った引出しなどを開けて風を通しておくとよいですが、今のうちに湿気対策をしておきましょう。

湿気は四隅に溜まります。押し入れの下段などは、布団を入れるのに便利ですが、湿気が溜まりやすく、条件によってはさらに湿気が溜まります。

私は、湿気の多い鉄筋コンクリート造りのマンションの1階に住んでい時、クローゼットの下段に衣装ケースをぎゅうぎゅう詰めに入れていたため、服にカビが生えてしまいました。

特に湿気が多いとされる収納はモノを詰め込みすぎず風が通る隙間を作っておくことが重要です。

除湿剤は、収納の下段や四隅に置くようにしましょう。

その5、蚊の発生源をできるだけなくす

春先の気持ちがいい時期にガーデニングを楽しんだ人もいると思います。

蚊は水場に卵を産むと言われますが、水場は大きくなくても、使っていない植木鉢などに、雨が降り水が少し溜まっただけで、卵を産みます。

使っていない植木鉢や以前使っていた子どもの砂場遊び用のおもちゃなどが家の周りにないかチェックしましょう。

その6、傘のチェック

傘は梅雨時期の必須アイテムですが、たくさんあればいいという問題でもありません。

私は、傘は普通サイズの雨傘と日傘と兼用の折り畳み傘の2本を持っています。

傘の適正量(その人にとってちょうどいい量)は人によって違います。

電車やバス移動が多いのか、車移動が多いのか、自分の生活スタイルを考えながら、自分は何本あればよいのか考えてみましょう。

たくさんありすぎると、粗末に扱うことも多くなります。玄関に傘がありすぎる人は、職場、車、カバンの中などに第2の置き場を決めるとよいでしょう。

その7、生ごみをためないように工夫

生ごみを放置していると、コバエや匂いが発生します。梅雨で窓を閉め切っていると生ごみの匂いがとても気になります。

そこで、生ごみはこまめに捨てることが一番よいですが、こまめに捨てやすくするために、あえて三角コーナーを使わないのもおススメです。

三角コーナーはヌメヌメ汚れがが発生します。その汚れを落とすために漂白剤を作ったり、手間がかかるので、あえて使わない選択をすることで、生ごみをこまめに捨てるようになるかもしれません。

梅雨入りはもうすぐです。雨が降り湿度がある中で家事をしようとしてもなかなかやる気が起きないものです。

晴れている今のうちに家事を先取りして、梅雨に入ったら焦らずのんびり過ごすことができれば、梅雨の嫌なイメージも少しは払拭できるかもしれませんね。

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選ぶ暮らしラボ 藤原友子(ふじわらゆうこ)

1975年生まれ 大分県在住 結婚後片づけを始める。2012年整理収納アドバイザー1級。CTB生放送102回9年間出演。セミナー回数100回、受講生2000人以上で片づけの概念が変わると高い評価を受けている。長男との片づけバトルでモノを「選ぶ」ことの重要性に気づき、モノや暮らしを「自分軸で選べる人」を増やすために活動中。

二男二女の母で「いつもキレイではないが、すぐに片づく家」で暮らしている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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