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お正月や連休で気になるリビングやキッチンの片づけ、だけどまず片づけるなら絶対ココ!

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

小中高の4人の子どもをいつもキレイじゃないけど何かあればすぐ片づく家で育てています。

私が新年の片づけで一番おススメするのはトイレ。なぜなら一番簡単だから。

リビングは「くつろぐ」という用途だけではなく、子どもが宿題をしたり、遊んだり、本を読んだりするし、大人も趣味を楽しんだり、時には仕事場所にもなるので、いろいろなモノが集まってきます。

しかしトイレという空間は用途がはっきりしていて、トイレットペーパー、洗剤、生理用品など置くモノも限られるので、モノの見直しがしやすく整った状態をキープしやすいのです。

私はこれまでトイレにモノがあふれて散らかっているお家を見たことがありません。どんなにリビングや押し入れがモノだらけでも、トイレは結構スッキリしています。だから用途が限られさほど広くないトイレから片づけるのがおススメです。

こんなモノは捨ててもいい

長い間使っていない洗剤、空っぽの容器、使い終わった消臭剤、乾燥してしまった掃除用シート、色褪せた置物、枯れた観葉植物などはないでしょうか。去年までの古いカレンダーが貼ったままのトイレもあるかもしれません。

飾り物には必ずホコリが付き、色が褪せていきます。掃除はサッと一拭きできるのが一番なので、無理に何かを飾る必要はないでしょう。

サッと掃除ができることを最優先

私は便器や便座などをアルカリ電解水で拭き、床をアルコールの除菌スプレーで拭きあげ3分で終わる簡単なトイレ掃除を毎日しています。

以前はトイレ掃除はめんどうで嫌なイメージしかありませんでしたが、毎日サッと行うことができれば汚れもたまらず、掃除が苦になることはありません。

トイレマットは子どもがトイレトレーニングをしている時に、何度も汚して頻繁に洗濯をするのが面倒で使うのをやめました。その代わり汚したらすぐ拭くことができるので、毎日トイレを掃除できることにつながっています。

掃除用ブラシも置きっぱなしにするのが嫌なので使っていません。汚れが気になったら漂白剤などの洗剤をかけ掃除をしています。

長期休みは子どもたちにもトイレ掃除をしてもらいます。もっと丁寧なトイレの掃除法もあると思うのですが、私にとっては子どもにも簡単に取り組めることが重要なので、トイレトレーニングが終わり何年もたった今もマットを使わない生活を続けています。

マットを使わないことが正解かはわかりません。したい人がすればよいと思いますが、掃除のたびに移動させるのが大変だったり、頻繁にずれるのがストレスになっているのであれば、一度トイレマットを使わない生活をしてみるのもいいかもしれません。

突っ張り棒1本でデッドスペースに収納が作れる

トイレの収納スペースが足りない!という家庭もあるでしょう。

突っ張り棚などを使い、床に直置きすることなくモノを収納することをお勧めします。

特におススメなのはドアの上に突っ張り棒を張りトイレットペーパー置き場にすることです。

トイレットペーパーは軽いので、つっぱり棒1本だけで壁を支えにし収納することが可能です。

高い場所なので少し取りにくいですが、便座に座り上を見上げないと見えない死角にあるので見た目の変化はなくスッキリしたトイレをキープできます。

もちろん見た目を気にしないのであれば、ドアの上でなくても、すぐ手の届く高さでもよいです。

100円で見た目も変わらずできる方法なので、一度試してみてはいかがでしょうか。しっかり突っ張ることができれば、スプレーなどを掛けることも可能です。

お正月、そして3連休で散らかるキッチンやリビングなどが気になりますが、一日に何度も使用し簡単にキレイにできるトイレが一番!

適度に狭くて用途のハッキリしているトイレを用を足すついでに見直してみてはいかがでしょうか。

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★藤原友子★
小中高の4人の子育て&いつもキレイじゃないけど
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小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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