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小中高4人の子&夫婦が暮らす「すぐ片づく家」のゴミ箱の置き場所と選び方

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

小中高の4人をいつもキレイじゃないけど何かあればすぐ片づく家で育てています。

家族が6人いるとゴミが多いです。また我が家はすぐ片づく家にするために常に「必要なモノは何?」を考える生活をしているので、必要ではないモノは可能な限り捨てています。

ということで我が家のごみ箱の置き場所と選び方を紹介します。

キッチンのシンク下

料理をするときに、野菜の皮、食品が入った容器、袋などのゴミが発生します。すぐ捨てることができるようにあえて、作業台下の深い引き出しをゴミ箱用にしています。

ゴミ箱をシステムキッチンの引き出しに入れることに少し抵抗はありましたが、料理をする私の背面にゴミ箱を置いた頃、振り返ってゴミを入れる

のが面倒だったのでこのようにしました。

剥いた野菜の皮をそのままゴミ箱い入れる子どもたち。
剥いた野菜の皮をそのままゴミ箱い入れる子どもたち。

子どもたちに料理を手伝ってもらうのに、調理道具を取り出しやすいところに配置するのはもちろん大事ですが、ゴミ箱の場所も重要だったと感じています。

作業台の下にあるため、シンクでは三角コーナーは使っていません。

またゴミ箱に入れるビニール袋も、そしてすぐそばの勝手口を出たところに置いてある大きなゴミ箱用のごみ袋もすべてこの引き出し奥に収納されています。

ゴミ箱の奥にあるのがゴミ袋
ゴミ箱の奥にあるのがゴミ袋

ちなみにこのゴミ箱が一杯になったらゴミは、ペットボトルやビン・缶と共に、勝手口を出たところにある大きなゴミ箱に捨てるようにしています。

ランドセルや教科書・文房具置き場

子どもの机回りはちょっと落書きした紙、不要なプリント類、などゴミが出る場所です。

不要なモノを取り除けば、必要なモノが残るという当たり前のことを子どもには教えたいので、ゴミが発生したらすぐ捨てることができるように設置しています。

棚になじむように、普通のケースをゴミ箱として利用しています。ここは紙ゴミ専用でお菓子のゴミ、アイスの棒などは捨てないというルールです。

洗面台の引き出し

お風呂の排水溝にたまった髪の毛、使い捨てコンタクト、コットン、絆創膏などのゴミをすぐ捨てるため引き出しの中に100均の小さなカゴを入れゴミ箱にしています。

ゴミ箱に入れるビニール袋も同じ引き出しに収納
ゴミ箱に入れるビニール袋も同じ引き出しに収納

子どもが小さいころ、ケガをしたら絆創膏を貼って入浴していました。絆創膏を使う場所にはゴミが発生します。そんなに大きなゴミ箱はいらないけど必ずゴミ箱が必要な場所には引き出しに収まるミニサイズがピッタリです。

玄関のくつ箱の中

玄関では、くつ箱の中につけたフックにかけた紙袋がゴミ箱替わりです。

車から持ち出したゴミ、郵便ポストに入っていたけど家の中に持ち込む必要のない手紙、必要のないダイレクトメール、玄関掃除をした時に出るゴミなどを捨てるようにしています。

必要のない郵便物を家の中に持ち込んでも、キッチンカウンターなどの上に置きっぱなしになるだけ。

必要のないモノの管理に追われる時間は無駄です。不必要だとすぐわかったモノは玄関でシャットアウトした方が楽なのです。

またくつ箱の中に使うのは、ビニール袋より紙袋の方が形がしっかりしているためゴミを入れやすいです。

ゴミがたまったら紙袋ごと捨てています。だから紙袋の収納も靴箱の中。何かと溜まりがちな紙袋の活用にもなっています。

ティッシュのそば

ティッシュペーパーの箱を置いているとそこはゴミが発生する場所です。だから我が家では、テレビ台に置くティッシュペーパーのそばにゴミ箱があります。

テレビ台の引き出しなので、ここもお菓子のゴミ・アイスの棒は入れてはいけないルールです。

ゴミ箱の選び方と設置の工夫

いかにもゴミ箱として販売されているモノは円形のモノが多く、引き出しに隠したい場合には収まりが悪いというデメリットがあります。だから四角いケースを購入したり、空き箱などを活用してもよいでしょう。

また引き出し中にゴミ箱を収納するのなら、家族にその場所にゴミ箱があるということを認識してもらうまでラベルを貼るなどの工夫が必要です。

そして、ゴミ箱に入れるビニール袋はできるだけゴミ箱のそばに置くようにしましょう。

我が家はゴミが本当にたくさん出るため、普段は燃えるごみの袋をリビングにそのまま置くこともあり、紙のゴミが発生したらどんどんこの袋に入れるようにしています。

家族が生活をしていたらゴミが出るのは当たり前ですし、捨てるも当たり前。だからゴミが発生する場所に楽に捨てることができるようゴミ箱を設置するように考えています。

ゴミ箱は一部屋に一つ置けばいいのではなく、どんなゴミ箱どこに置くかで捨てやすさは大きく変わるし、工夫すれば「生活感を隠しながら捨てやすい」ということも実現可能なのです。

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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