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掃除が苦手な人は、洗剤を2種類にしぼるとうまくいく

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

年末にお掃除をする人も多いと思います。

大掃除を掃除道具や洗剤選びから始める人もいますが、

掃除は年末に限らず1年を通して行うものなので

大掃除の時期だけではなく年間を通して使えるものを用意しておくとよいです。

しかしホームセンターなどに行っても〇〇汚れ洗剤、〇〇専用クリーナーなど種類が多く、あらゆる場所や汚れに合わせた洗剤を買おうとすると洗剤がどんどん増えていきますが、家の汚れは実はシンプルでそれに合わせて洗剤もシンプルにする方がよいのです。そこで今日は掃除が苦手な人に用意してほしい掃除の洗剤を2種類紹介します。

その1,キッチンハイター

できれば泡で出てくるスプレータイプがよいです。

キッチンのシンクや排水溝などで使うイメージがありますが

キッチンだけではなく、洗面所、浴室などの排水溝のカビやヌメヌメ汚れ、

トイレの黒ずみなどには泡で出てくるキッチンハイターが万能です。

お風呂用ハイター、トイレ用ハイターもありますが

キッチンハイターが値段も手ごろです。

その2,100円ショップで買えるアルカリ電解水

家の中には、様々な汚れが存在しますがその8割が酸性と言われます。

ということは酸性の汚れを落とす洗剤を一つ用意をすれば、

単純に考えて家の中の8割の汚れを攻略できます。

ちなみに主な酸性の汚れとは、手あか、皮脂、油汚れ。ベタベタしているのが特徴で、反対の性質のアルカリ性の洗剤で中和すると落ちやすくなります。

そこでおススメするのはアルカリ電解水です。

アルカリ電解水は水を電気分解したもので厳密にいうと洗剤ではありません

水より粒子が細かく汚れとモノの間にしっかり浸透するので汚れが非常に落ちやすいのです。だけど洗剤ではないのでめんどうな二度拭きがいらない所が一番のおススメポイントです。

アルカリ電解水でキレイにできるところ

基本的に水ぶきできるところは使用可能です。

小さく切った布、タオルや丈夫なキッチンタオルにアルカリ電解水を吹きかけ拭くだけです。

例えば、大掃除で気になる窓ガラスや桟、ベトベトになっているカーテンレールのや照明器具などにおススメです。

その他にも手垢のついたドア、ドアノブ、手すり、

床、壁、電気のスイッチや、その上の部分に溜まった汚れ

キッチンでは、コンロ周りや食器棚の中、レンジの中など洗剤ではないので気にせずにあらゆる場所で使うことができるのがアルカリ電解水のすごいところです。

ひどい油汚れは、油汚れ専用の洗剤を使うのがよいですが、

普段の掃除であればアルカリ電解水で十分です。

掃除が苦手な人はあれこれと洗剤を買い集めて中途半端に使ってはそのまま…ということになりがちです。

まずはキッチンハイターとアルカリ電解水の2つに絞ってみてはいかがでしょうか。

※キッチンハイターを使う際にはしっかり換気を行い、アルカリ電解水と同時に使用しないでください。

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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