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忙しい朝でも8分でリセットできる家族6人のキッチン!すぐできる5つの工夫

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

小中高の4人の子どもをいつもキレイじゃないけどすぐ片づく家で育てています。仕事、家族のことで日々やることが多いので家の中は効率よく行動できるようにしています。

我が家のキッチンはダイニングテーブルが横に並んでいます。

毎朝キッチンだけは必ずリセットするのですが、約8分(長くて10分)でだいたいリセットできるようになっています。今日はその工夫を5つ紹介します。

工夫その1.ご飯のお供はケースにひとまとめ

朝ごはんを食べる時に、冷蔵庫から納豆を出し、別の棚からふりかけを出すというのは非常に効率が悪いので、納豆もふりかけもご飯のお供になる食品はケースにひとまとめにしています。

こうすることでご飯を食べる時は家族がサッとごはんセットを出してくれますし、片づける時も食品をケースの中に入れてケースごと冷蔵庫に入れておしまいです。

工夫その2.洗い桶・三角コーナーは使わない

食器などの洗い物は食洗機で済ませますが、その際にシンクを広く使うことができるように洗い桶や三角コーナーは置いていません。

洗い桶や三角コーナーのぬめぬめ汚れを取る手間が無駄なので使っていません。

工夫その3.ゴミ箱は作業台のそばに

ゴミ箱はシステムキッチンの引き出しの中に入れています。

三角コーナーがなくてもシンクでゴミが出ればすぐ引き出しを開ければゴミを入れることができるし、作業台で野菜の皮や肉のトレイなどのゴミもすぐに捨てることができます。

工夫その4.鍋は立てて収納

鍋はコンロ下の引き出しに立てて収納しています。

鍋ラックではなく100円ショップにあるカゴを使っています。
鍋ラックではなく100円ショップにあるカゴを使っています。

鍋を重ねていたら出し入れに時間がかかりますが、立てて収納しているので引き出しを開け、立ったまま鍋を出し入れすることができます。

工夫その5.モノを置かない

8分でリセットできるようにするには、モノの量が何より大事です。

モノがあると「管理」と言う掃除や片づけの手間がかかるので、モノは少ないに越したことはありません。

シンク周りには、スポンジ一つ、ハンドソープと食器洗い洗剤のみ。

コンロ周りには、調味料は浮かせて置き、菜箸、お玉、フライ返しなど最低限の調理道具だけを置いています。

たまにしか使わない漂白剤、調味料、調理道具はしまっています。

何も置かないことでサッと一拭きできるだけではなく、油が飛んで汚れるモノがないので普段の掃除も楽になります。

すぐリセットできるキッチンにするにはモノの収納場所よりも、管理に手間がかかるモノは極力少なくし、出す、しまう、捨てるなどの行動がすぐできるようにする必要があるのです。

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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