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「早く教えてほしかった」卵の白いヒモって食べていいの?取り除いた方がいいの?意外な卵の事実

割った卵をよく見ると、卵黄の近くに「白いヒモ」のようなものが付いていますが、このヒモの名前をご存知でしょうか。

実は「カラザ」という名称で、卵黄を卵の中央につなぎとめ、衝撃から守る役割があるといわれます。

そんなカラザ、「何となく取り除かずに食べている」「気にしたこともなかった」という方も多いと思います。

そこで今回は、「カラザは食べてよいのか?取った方がよいのか?」について、ご紹介します。

カラザは食べていいの?

もったいぶらずに結論からお伝えすると。カラザは食べて問題ありません
というよりむしろ、「すすんで食べたい」とさえ言えます。

その理由は、貴重な栄養素「シアル酸」が含まれているためです。
シアル酸は免疫力の向上、美肌など非常に嬉しい効果がある栄養素といわれ、卵白にも卵黄にも含まれずカラザにのみ含まれます。

(ほかにシアル酸が含まれる食材としては「ツバメの巣」が挙げられますが、日常的に食べる方は多くなさそうです。)

取り除いた方がいい場合も?

カラザは卵白や卵黄と混ざりにくいという特徴があるため、茶碗蒸しプリンを作る時など、食感や見た目を気にする場合は取り除く方もいらっしゃいます。

今回の情報をひとつの参考にしていただき、その時々の状況に応じて、カラザの取り扱いを決めていただけば幸いです。

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29歳で脱サラし料理家になった1児の父|フーディストノートアンバサダー|食生活アドバイザー|懐事情が厳しくて節約レシピを研究中|メディア掲載→アイスム、macaroni、SmartNewsほか|レシピや料理に関する豆知識を毎日1〜2記事 投稿|X(旧Twitter)でレシピを毎日発信|フォローすると、毎日の料理を「時短化」できるうえ、知ってうれしい「キッチン周りの雑学」が自然と身につきます|目標はレシピ本出版

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