「もっと早く知りたかった」かいわれ大根の根元の白い部分ってカビ?触っていいの?意外な正体とは
「かいわれ大根の根元に白いフワフワがある」
「カビ?菌糸みたいで怖い…」
そんな方に、ぜひ知っていただきたい「かいわれ大根の根元の正体」について、今回ご紹介します。
「もっと早く知りたかった」と思える意外な事実、必見です。
かいわれ大根の根元の正体
購入した「かいわれ大根」を容器から取り出してよく見ると…
白くてフワフワとした見た目のものが、根元部分を覆っていることがありますよね。
「カビなのかな?」と一瞬ギョッとした経験がある方も少なくないはず。
この根本の白いフワフワの正体、実は「根毛」と呼ばれる「根っこの一部」です。
かいわれ大根の根は、より効率よく栄養や水分を吸収するために、細い根っこを張り巡らせ表面積を増やそうとします。
この時に生まれるのが、白いフワフワとした見た目の「根毛」だというわけです。
実際、スプラウトを生産・販売する株式会社すぷらうとくらぶのウェブサイトにも次のとおり記載されています。
Q.かいわれ大根の根から白い綿状のものが生えています。これはカビでしょうか?
A.カビではございません。培地のパルプに含まれる水分量が少なくなると、植物が持つ性質でより水分を取り入れようと根から細かな綿状の根を張りめぐらします。これが白いカビのように見えることがございます。
スーパー等で購入したばかりの かいわれ大根の根元に、白いフワフワとしたものがあっても、それはカビではない、ということがお分かりいただけたかと思います。
ちなみに、かいわれ大根は豆苗などとは違って、リボべジ(再生栽培)することはできません。
栄養価が高いとされる かいわれ大根、ぜひ今回の情報も参考にしていただきながら、美味しく食卓に取り入れていただければ幸いです。
知らずに損してるかも
知らないともったいないことは、他にもたくさん。
この機会にチェックしてみてくださいね。
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