【新潟市中央区】フレーバー多数!すっきりとした甘さのなめらかな「糀ドリンク」
トクオ:新潟で活躍している人物を紹介する地域情報サイト「ガタチラ」のトクオです。
今回は「古町糀製造所」を通じて、お米や醸造の世界を伝えていく株式会社古町糀製造所 取締役ブランドマネージャー小畑さんにお話しをうかがってきました!
色んな味の甘酒があるんだ~。どんな甘酒なんだろう。興味深いなぁ~。
【プロフィール】
小畑 宏樹(おばた ひろき):上越市で生まれ、小学校へ上がると同時に新潟市へ引越し、高校時代まで新潟市(旧小須戸町)で過ごす。高校卒業後は、東京大学工学部 都市工学科へ進学し、街づくりを学ぶ。2017年にNSGグループへ入社し、本部へ配属。2年目は株式会社峰村商店に配属、3年目から株式会社古町糀製造所に配属となり、通信販売の受注管理及び販促、商品開発などの業務全般を任されている。
トクオ:小畑さんの生い立ちや趣味などについて教えてください。
小畑さん:生まれは上越市で、小学校に上がるタイミングで新潟市(旧小須戸町)に引越し、新潟明訓中学校・高等学校に通っていました。いわゆる「ガリ勉タイプ」で、受験勉強はかなり頑張りました。おかげで東京大学に進学できました。
トクオ:東京大学ですか~。すごいですね!!努力が実を結んだんですね。
大学ではどんなことを学ばれたのですか?
小畑さん:「都市工学科」という学科で、道路や鉄道を作るインフラ、景観の保全活動や商店街のコミュニティなどがどういった結びつきを持って生活しているのかを研究対象にしていました。“生活する街という空間”を多面的な切り取り方をすることを学んでいました。
トクオ:都市工学科がある大学は少ないようですが、目指していた職業があったのですか?
小畑さん:行政や不動産デベロッパー、建設会社などにほとんどの人が就職する中、これからは単に建物やインフラを造る時代ではないと思ったんです。また、生まれ育った新潟が好きだったので、“新潟で働きたい”を前提に置きながら就職活動をしていました。
トクオ:生まれ育った新潟で働きたいという思いが大きかったのですね~。就職活動はいかがでしたか?
小畑さん:合同企業説明会で「NSGグループ」の事業の多さに興味を持ち、トップである池田代表の「新潟県を世界一豊かなまちにする」という言葉にとても共感し入社しました。入社1年目は本部の部署に配属となり、2年目は峰村商店という味噌屋さんで、販売業務や商品開発などを担当。3年目に古町糀製造所に配属となり2年が経ちます。広報や商品開発、営業活動など業務全般を行っています。
トクオ:「新潟県を世界一豊かなまちにする」その言葉に魅了されたわけですね!
その後、本部や味噌屋さんで経験を積み、現在は古町糀製造所の甘酒で新潟を豊かにしている。すばらしいですね!!
トクオ:では、その古町糀製造所の甘酒の魅力を教えてください!
小畑さん:もちろん、「美味しい」というのは大前提にあります。1つは「甘さがくどくない」という点です。古町糀製造所の甘酒は、“すっきりした喉に残りにくい甘さ”であるのが特徴です。もう1つは、“口当たりがなめらか”であることです。粒が残っているタイプの甘酒に対してひと手間加えて粒を潰して作っているので粒感のないなめらかな口触り、舌触りが特徴です。
トクオ:確かに!すっきりとした甘さにとてもなめらかな口当たりでおいしいですね~。
小畑さん:甘酒が苦手な方も飲みやすいという評価をいただくことも多いです。甘酒が苦手な方には糀の香りが苦手な方が多いのですが、フレーバーを混ぜることで気にならなくなります。これなら飲めるという方も結構いらっしゃいます
トクオ:たくさんの種類があるから、選ぶ楽しさもありますね!次はどれにしようかな~。
毎月入れ替えで限定商品もあるなんて、すごいなぁ~!!
トクオ:「古町糀製造所」にはどんなお客様が多いですか?
小畑さん:やはり甘酒が好きな方が多いですね。2009年のオープン当時は甘酒そのものがメジャーではなかったので「甘酒って何?」というところからお客様とのコミュニケーションが始まったと聞いています。今は「甘酒をよく飲むけど、ここの甘酒はどう良いの?」というコミュニケーションが生まれ、お気に入りを探しに来られる方が多いですね。
トクオ:コミュニケーションもお気に入りを探すのも楽しい時間ですね~。
小畑さん:母の日の贈り物やお中元、誕生日プレゼントとして利用される方もいらっしゃいます。誰が飲んでもある程度満足してもらえる甘酒と評価されているのは嬉しいですね。
トクオ:古町糀製造所の甘酒はお土産や贈り物にも良いですね!
糀の成分を詰め込んだ自然派化粧品もありますね~。糀に触れているとしっとり肌になるって聞いたことがあるぞ!女性へのプレゼントに良さそうですね!
トクオ:ブランディングする上で大切にされていることはありますか?
小畑さん:どんな商品を扱っていて、甘酒がどんな商品かということは発信し続けなければいけないと思っています。お客様が求めている情報を発信することは常に意識にしています。1回購入された方にリピートしていただくために、小畑という人間が対応しているというのが伝わるように心がけています。甘酒屋さんから買っているという認識から”甘酒屋さんの小畑から買っている“という風になって欲しいです。
トクオ:小畑さんの想いや温度が感じられるコミュニケーション!ステキですね~。スタッフやお客様との印象に残るエピソードはありますか?
小畑さん:2020年5月頃、新型コロナウイルス感染症の影響で店頭にはお客さんが全く来られませんでした。相当量の廃棄見込みが生じたんです。通信販売で購入してくれているお客様にメールマガジン内で助けを求めたり、Twitterで廃棄食品の割引販売の内容をツイートしたんです。そのツイートがアカウント史上過去最高に拡散されました。
トクオ:かなりバズったのですね!結果はどうなったのでしょうか…。
小畑さん:その結果、廃棄を生じることなく多くのお客様に購入していただきました。「好きなお店だから力になれればと思い」「地元が新潟で古町も馴染みがあるから」「以前新潟に訪れた際にお店に立ち寄ったことを思い出した」などのコメントをいただきました。店頭はもちろん、オンライン上でも顧客コミュニケーションの質を追い求めている結果が一つあらわれた出来事だったと思います。
トクオ:コミュニケーションを大切にしている小畑さんの人柄ですね!そしてお客様のやさしさに触れた感動の出来事ですね~!!
トクオ:今後、挑戦したいことや展望はありますか?
小畑さん:甘酒の原料であるお米や醸造の世界を甘酒を通じて伝えていきたいです。これまで様々な商品を開発してきましたが、残念ながら新潟の食材をテーマに押し出した商品がまだないんです。新潟の農産物を使った甘酒を作りたいですね。お客様にも受け入れられる確信もあるので、挑戦していきたいです。
トクオ:甘酒を通して新潟の魅力を発信できたら素晴らしいですね!楽しみです!
【古町糀製造所】
住所:新潟市中央区古町通二番町533番地
電話:025-228-6570
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜日
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