新潟で活躍している人物を紹介する地域情報サイト「ガタチラ」のトクオです！今回お話をうかがったのは、

【湯川暁さん（新潟風物詩ももふく 代表）】

大学卒業後、夢の飲食店を開業

トクオ：大学卒業後に飲食店を開業されたと聞きましたが、どんなお店ですか？

湯川さん：大学在学中に調理師免許を取得しました。自分のお店を開くことを決めていたので、様々な飲食店でアルバイトをし、開業資金を貯めながら経験を積んでいました。卒業後は新潟へ戻り、同年8月に古町でワインバーをオープンしました。

トクオ：夢に向かって突き進む！そして実現するなんてすごいですね！！

トクオ：どんな想いで「新潟風物詩ももふく」をオープンしたんですか？

湯川さん：形を変えずに、流行に左右されないお店を作りたいと考えていました。最初のお店は流行に左右されることが多かったので、一つのお店で掘り下げていきたいと思いました。「ももふく」という名前のように、「福」のあるお祝い事をターゲットにしています。「幸せ」と「福」を共感できるような店にしたいという想いを込め、お客様は家族のお祝い（お子さまのお食い初め、誕生日、七五三、ご両家のお顔合わせなど）の機会に利用されることが多いです。

トクオ：なるほど！「ももふく」という名前からも想いが感じ取れます！！

トクオ：「ももふく」はどんなこだわりがあるんですか？

湯川さん：新潟県産の良い食材にこだわっています。完全個室・完全予約制ですので、安心感もあると思います。

トクオ：新潟県産の食材を使用したお料理なんですね。お食い初めやご長寿のお祝いなど、ご家族で利用される方も多いでしょうから、完全個室で予約制は嬉しいですね！

店舗と通販の両輪で「福」と「幸せ」を届けたい

トクオ：通販事業を始められたんですよね？

湯川さん：2021年3月からです。既存の事業が好調な時は良かったのですが、新型コロナウイルスの影響を受けた分を補っていくために必要だと思いました。冷凍販売なので、申請した補助金を活用し冷凍設備も導入しています。

トクオ：通販商品はお祝い事などの贈答用にぴったりですね。

湯川さん：“他店との差別化”を意識して商品価値が高いものを糀や酒粕などで手を加え、健康面の付加価値をつけています。肉や魚、甘酒、お米を詰め合わせることで、お祝いの食卓をイメージしているんです。ありがたいことに注文も徐々に増え、お中元やお子様のお祝い返し、他県の方への贈り物としてご利用いただいています。

トクオ：通販サイト「ガタ市」でも販売されていますよね！妻（セツコ）が忙しくて店頭に行けなくて困っても自宅で買える！！これは助かりますよ～。

コロナ禍を乗り越え、新たなチャレンジ

トクオ：コロナ禍で飲食業のみなさんは大変だと聞きますが、なにか心境の変化はありましたか？

湯川さん：今できることを続けるしかないので、後々に「あの時実践したからピンチがチャンスになった」と思えるように過ごしています。やりたいことは“今のお店”なので、そこはぶれずにやりたいことを人生の仕事として続けていきます。その中から、関連する新しい取り組みにチャレンジしていきたいです。

トクオ：前を向いて突き進む姿勢がカッコいいです！お客様にも伝わりますよ。僕も頑張ろうって前向きになりますね！！

湯川さん：当店はリピーターのお客様に支えられています。2021年7月30日からクラウドファンディングを始めたのですが、ご支援をいただける方からのお電話はとても嬉しかったです。「自分が今、何をやり、これからどうするか」ということをお客様に知ってもらい、「新潟風物詩ももふく」を続けていけるように頑張ります。

トクオ：常に挑戦し続ける湯川さんが、さらに挑戦したいことは何かありますか？

湯川さん：将来的には「子ども食堂」をやってみたいです。食事が提供でき、勉強も教えられるような場所を作りたいと思っているのですが、模索中です。子どもの学力格差は経済格差の側面もあります。恵まれない環境にいる子どもたちを引き上げていけるような場所を作っていかないと、地域の支えにならないというのが私の考えです。

トクオ：子どもたちにも幸せを届けられますね。これからも「幸せ」と「福」が共感できる湯川さんの活動を応援します！！