Yahoo!ニュース

新しい奈良観光スポット!寺院が和モダンなカフェにリノベされ、アフタヌーンティーも登場《茶寮 世世》

Gaya Sachikoアフタヌーンティーゆるゆる愛好家

こんにちは。

関西を中心にアフタヌーンティー巡りをしているGaya.Sachikoです。

古都 奈良に2023年8月29日(火)オープン。

新しく開業した話題のホテル「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」の敷地内にある茶寮「世世(ぜぜ)」をご紹介します。(ホテルとは別店舗になります)

奈良の伝統とシルクロードによってもたらされた異文化の融合がコンセプトになっていて、奈良県の郷土料理やスパイス料理(スパイスカレーなど)、スイーツ、アフタヌーンティーなどが楽しめます。

旧興福寺子院「世尊院(せそんいん)」を、寺院建築の美を大切に残してリノベーションしたカフェです。

入口の門をくぐった瞬間、タイムスリップしたよう。

本物の歴史と文化に触れられる建物、風情があり、ため息が出るほど素敵な雰囲気です。

今回は日本庭園を眺めながら、『小さなアフタヌーンティーセット(¥4,428・税サ込)』を頂きました。

《小さなアフタヌーンティーセットの詳細》

スイーツ

〜ケーキスタンド〜

・上生菓子

・抹茶のテリーヌ

・スコーン 大和蜂蜜と共に

〜別皿〜

・紫芋と本葛の葛餅「大和大鉄砲大豆」のきな粉添え

ドリンク

・YAMATO TEASELECTION

・COFFEE

※全8種類のドリンクをフリーフローでお愉しみいただけます。

《Gayaの食レポ》

可愛らしい3段のケーキスタンドには上品なスイーツとスコーンが盛り付けられています。

上生菓子、今回は「薯蕷饅頭」。

餡子はこし餡を使用されているそうです。紫つながり、と言うわけではありませんが、焼印は「下がり藤」。こちらは日本屈指の名門であり、興福寺とゆかりのある藤原氏の家紋にも用いられているモチーフです。細部にわたり古都奈良を感じるスイーツですね。

抹茶のテリーヌはほどよく濃厚な甘さと、お茶ならではのほろ苦さが後口スッキリのスイーツです。

黄金に輝くスコーンはさっくりと焼き上がっています。クロテッドクリームと国産の蜂蜜が添えてありますので、お好みでスコーンに付けて頂きます。

グラススイーツは貴重な「本葛」を使用した葛餅。もっちりつるんとした食感と、紫芋の鮮やかな色合いやほっこりした甘さが良いアクセントになっています。

そして「きな粉」もとても貴重なもの。奈良県の在来品種「大和大鉄砲大豆」を使用したきな粉。名前のとおり大粒で甘いのが特徴の大豆なので、ゆっくり味わってみてくださいね。

ドリンクも大和紅茶をはじめ、大和煎茶やほうじ茶など、オリジナリティが光るメニューが揃っています。

しかも、ほうじ茶&大和当帰、大和紅茶&黒文字、大和紅茶&月ヶ瀬ミント、大和煎茶&大和橘など、様々な種類の大和茶がラインアップ。

コーヒーやカプチーノ、「世世のラテ」などコーヒー類も充実していました。

《世世ノ寿司(¥3,000・税サ込)》

鯖や鮭などの押し寿司を柿の葉でくるんだ奈良伝統の保存食「柿の葉寿司」。

その「柿の葉寿司」を世世流で楽しめる「世世ノ寿司」というメニューがあり、ランチや軽食としておすすめしたい一品です。

私はアフタヌーンティーのセイボリーとしてプラス注文!

鯖、クリームチーズ、アボカドなどが寿司ロールスタイルになっています。洗練されたセンスの良さが光るお寿司ですね。

お寿司は大きめのロールで食べ応えがあり、小鉢、留椀、奈良漬もセットで提供されます。

鯖とクリームチーズの相性もよく、青魚が苦手な方もチーズとの組み合わせで、とても食べやすいと思います。

近鉄奈良駅から徒歩で約15分、バス利用であれは「県庁東」下車徒歩約3分です。お車の場合、近隣のコインパーキングをご利用ください。

奈良公園内に位置していますので、奈良観光の際に歴史ある建物でゆったりと時間を過ごしたい方は是非、茶寮「世世」にお立ち寄りくださいね。

※「小さなアフタヌーンティーセット」は前日18:00までに予約が必要です。

《店舗情報》
▷公式サイト
https://www.mt-restaurant.com/zeze/
所在地: 奈良市登大路町63番地
営業時間:11:00~17:00
料金:小さなアフタヌーンティーセット¥4,428(税サ込)
定休日なし
電話番号: 0742-93-6558

(取材協力 茶寮 世世)

アフタヌーンティーゆるゆる愛好家

「自分にご褒美」というワードが大好き。関西を中心に、年間で約150件ほどアフタヌーンティー巡りする愛好家です。同じくアフタヌーンティー好きの方、ホテルスイーツ情報、プチ贅沢グルメなど「別世界」「癒しの場所」選びの参考になればうれしいです。

Gaya Sachikoの最近の記事